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to_kanpaku



どの日に突っ込む? 突っ込みの言葉


■ 2014年 先月 来月

7月31日

 ひらけば、どこへでも。
私が関白である


 試験監督の話を続けると、我々試験官は、様々な中略。
例えば、就職決まったので、卒業のためにどうしても単位がいただきたいとか、体育会系運動部で頑張ってきたとか、そういう事を切々と綴られておる答案がタマにある。前者は4年生だし、後者について説明すると、要するにスポーツ推薦とかで入ってきた学生の事である。例えば体育会系の硬式野球部は合宿制だし、普通の学生とは扱い自体が異なる。
先生によっては、本人の問題ではないからと単位をあげる場合もあるし、解答以外の事が書いてある事で減点する場合もあろう。こういうのは私大特有だと思うが、噂に聞いておった関白もちょっと驚いた。

 あと、カンニングなどの不正問題である。
幸いにして、まだ疑わしいケースを見た事はないが、仮に不正と認定されればその期のテストが全部無効になったり、停学などの厳しい罰が待っておる。就職が決まっておったりすれば当然に内定取り消しだし、就活中でも大きなダメージになる。
そこで我々試験官は、摘発する事ではなく、不正をさせない事が目的なのである。

 で、今期が関白初めての試験監督ではあったけれども、火曜にチーフ研修に呼ばれ、冬か来年の夏にチーフかのぅと思っておったら翌日水曜にいきなり、教室においての監督責任者、監督チーフを申し使った。関白も以前より試験監督の申し子と言われておったけれども、類い希なる才能は、隠しきれぬものではないのだのぅ。

 では関白は帰るぞ。


7月30日

 "新しい"が止まらない。
私が関白である


 試験監督の話を続けると、我々試験官は、様々な答案や事案に遭遇する事がある。
例えば学生番号だけで見ても、学年やクラス、学生番号の入っておらん答案はザラ(マークシート答案用紙で多い)であるし、所属が「大学院」のところに丸されておるけれども学生番号は学部のもの。そもそもこのテストは学部対象なので大学院生が受けるはずがない(実際ただの書き間違い)とか、また学生番号から見ても学科が違うものがあり、何かのミスかと思ったらこれは入学後転科したものであると分かったりとか、留年/休学しておると学生番号と年の整合がズレて分からんとか様々で、そういうのも一応我々は確認するのである。

 また他のケースでは、この科目の対象クラスではない学生が受けておる事が分かり、おそらくこれは教室間違いだろうとは思うけれども、教室ごとに問題も違うので、評価は不可(E:未受験)になる事であろう。折角努力してきたろうに、四ヶ月の苦労が無になった訳である。

 試験教室でも、○×のマークシートという超簡単な問題で、おそらく授業に出ずテストだけ受けに来る学生が多いのだろうと思われる科目で、先生が「ほとんどの人が『初めまして』だねぇ~」と挨拶したりとかのほのぼのエピソードも見られた。試験の中にも、色々な事があるものである。

 さて、TBSラジオの番組表の件である。
東急ストアがなくなった後、どこで入手できるのかと思っておったけれども、隅田川花火大会に赴こうとしておる中、なんと新橋駅の都営浅草線改札付近のラックに置いてあったのである。しかも、もう次の号が出ようとしておるこの時期に、6月頭発行のものがまだあった。これなら今後も安定して入手できよう。ももも邸からの喜びの声が聞こえてきそうである。
ももも邸に送る荷物は、常にこのような努力をもって入手されておるのだぞよ。

 では関白は帰るぞ。


7月29日

 ずっと、少年マンガ宣言。
私が関白である


 日本SF大会が愉快に続いておるが、それはそれとして3月に惜しまれて閉店した東急ストアの地に、ようやく新しい店が入る事になった。意外というかマツモトキヨシであった。酒も扱うらしいのがいいところではあるけれども、元々東急ストアも酒は扱っておったし喜びは薄い。
ただ、どうにもあの場所は人通りがある訳でもなく、隣接するマンションを潜在的な顧客に見込めるくらいの事であるから、どのような勝算を見込んでおるのか。そういう意味では楽しみだと言えよう。

 さて今週から前期試験であって、関白的にも試験監督ウィークが始まった。
関白が学部生の折、あの試験官達は何者かと常々思っておったけれども、自分がその立場になるとは感慨深い。この火曜から、待機所兼開票センターとでも言うべき教職員食堂へ向かう。ここが試験実施本部である。

 入ってみれば、我々大学プロパースタッフの他、おばちゃん達が集まる一団があった。実は彼女たちは派遣の監督だったのじゃ。そういう仕事が世の中にあるとはまったく想像せず、新鮮な驚きであるけれども、学内スタッフだけでは試験監督は賄えぬのだという。それならそれで、時給をもっと上げれば振り向く者も多くなり学内だけで十分調達できるのではないか。わざわざ大学の金を、縁もゆかりもない者達に配る事はないのではないだろうか。
まぁそれはそれとして、試験監督は、教室での監督業務と、答案整理が交互に割り当てられる。前者は皆がよく見ておった通りのものだが、後者は何かというと、教室で集められた状態の答案は順番がバラバラで、これを学年別、クラス別、学籍番号順に並び替える作業なのである。

 しかし答案整理をやってみて思ったが、なぜ自分の学籍番号を書き漏らす者が多いのだろう。それはマークシート型答案で顕著であるけれども、何度確認しろと言ってもこれである。学籍番号がマークされておらん答案は、一応その旨の付箋を付けて封筒に戻すのだが、果たして採点対象になるのか。それは我々の判断する事ではないのだと言いつつでは関白は帰るぞ。


7月28日

 どうしてもあなたに会いたい夜があります。
私が関白である


 日本SF大会が愉快に続いておるが、それはれとして関白のスマホの話しである。
Xperia SXが、その発熱でシャットダウンする季節になり、急遽SIMをF-02Eに入れてしのいでおったものの、なぜか基地局の電波を捕まえなくなったりと不調が続いておったため、新しいスマホを入手する事にした。
いまドコモのMNP案件はどうだろうと蒲田を調べると、F-01F、Xperia Z1f、GALAXY note3、GALAXY J、AQUOS Phoneなど、ひとつ前モデルが0円になっておった。1回線ではキャッシュバック案件はなかったのだけれども、複数台まとめると結構いい金額をもらえるようではあった。

 川崎はどうだろう。ビックカメラを見ると、0円機種はそのままで、Xperia Z1が4,480円になっておった。2本まとめると、合わせ技で4-5万くらいディスカウントになるので、1本をMNP、もう1本を機種変でやろうか。
しかしよく調べたら、両方とも新料金プランにせんといかんらしい。MNPで持ってくる方はいいが、既存回線には学割が付いておる。新料金プランには学割は引き継げないので、その分の二千円くらい差が縮まる事になる。旧料金プランには来月までは戻せるものの、戻したとしても学割は返ってこない。それを考えたら新料金プランにはできんが、それはそれで、新料金プランにしないと数万円分ディスカウントが減る。となれば今回はMNP一回線だけでやるしかない。MNPを複数回線という考え方はあるけれども、既に4回線あるので、個人の回線制限である5回線を超える事は出来ない。よってこの手も取れないのである。

 で、機種は何を選択したものか。Xperia Z1f、Z1のデザインは捨てがたく、最後まで悩んだけれども、結局F-01Fを選んだ。Xperia SXやF-02Eで困っておった電池の持ちが大きく解消しておる事、フルセグが入る事、富士通の、痒いところに手が届く設計、そして薄小さい事が選択のポイントであったのである。
富士通機という事で正直心配ではあったものの、使ってみると液晶も綺麗で、よく電池が持つと思っておったHTC J Oneよりも倍以上持つ。宣伝文句の「3日持つ」は大げさとしても、2日は持ってくれそうな頼もしさである。急遽泊まりになった時でも安心じゃ。

 しかもMNP案件には先着でChromeCastが付き、さらにF-01Fは五千円分のビックカメラ商品券ももらったのであると言いつつでは関白は帰るぞ。


7月27日

 あなたが会いたい人も、きっとあなたに会いたい。
私が関白である


 そして「ネギマン」。
同様にネギのキャラであり、米子から、中身と共に来てくれたらしい。またこれにもガイナックスが絡んでおると聞く。
そういえば、SF大会前日の夜は「アオイホノオ」第一回が放送された。80年代DAICON実行委員会は、後にガイナックスを興す者達がやった事は知っておろう。当然に、SF大会関係者と言えばドラマのモデルとなった者達と交流のある者が少なくなく、オンエアでキャストを見て「似とる~」「そっくり!」などと声が上がったようである。

もももの父「関白、大芸大には映像計画学科は存在しませぬ

 うむ、TVドラマになり大学は実名になったが、そこはフィクションという訳であるな。

もももの父「ちなみに花の応援団は、公式には近畿大学と言われておりますが、大阪芸術大学と思われるで有松。芸大で使われる用語が出てきております!

 Wikipediaには、色々そのあたりの可能性を匂わせる事が最後に書いてあるな。真実はどこにあるのだろうか。

 では関白は帰るぞ。


7月26日

 勝ち負けじゃねえ、生き死にだ。
私が関白である


 SF大会最初のコマは、スクウェア・エニックス、AIリサーチャー三宅陽一郎氏の「人工知能はSFの夢を見るか?」である。
関白が企画担当者なので、講演の部屋に行かねばならぬ。しかし同時刻には「日本SFファングループ連合会議定期総会」もある。再来年の大会開催地を決めるなど、重要な案件が目白押しのため、一票を持つ関白、これも逃す訳にはいかん。三宅氏には申し訳ないが、最低限のセッティングをしてお任せするとしよう。

 で、定期総会では無事再来年の大会開催地が決まった。伊勢市、志摩市で行われ、通称「いせしまコン」となる。2017年も含め、これで向こう3年は関東で行われない事がほぼ確定となった。あまり大都市から離れるのはどうかとも思うのだが、責任を抱えた上で立ち上がった者の発言力が強い事は自明である。そして来年の鳥取も、千人規模の県外者が来てくれるというので自治体も結構力を入れてくれておる。今回の大会にもネギマンが来て、またトリピーやリトットちゃんを貸してくれるくらいである。

 ここで「トリピー」について説明しておく。
鳥取県の公式キャラクターにして梨の妖精。平成9年からなので、同じ梨でもふなっしーより古い。なぜ鳥取で梨なのかと意外に思う民は多かろうけれども、実は梨の生産量は鳥取県が日本一なのである。イメージ的には千葉とか川崎とかなのだがな。
ちなみにリトットちゃんは、「アオイホノオ」にも出てくる赤井孝美氏デザインのキャラで、頭から松葉ガニが生えておる、カニ+ネギモチーフのキャラである。そう、鳥取と言えばネギでもあるらしいのじゃ。ただ、このデータを見る限り一位の茨城に大きく水をあけられておるからして、梨ほどのインパクトはない。

 では関白は帰るぞ。


7月25日

 コクがあるのにキレがある。
私が関白である


 SF大会から1週間近くが経とうとしておるが、終わった直後から大学だのなんだの忙しくなってきた。
なにせ世間で言うところの定期試験が始まるのである。関白、先行して始まっておる授業内試験の監督を昨日やったのだけれども、本人確認のために机の上に出させておる学生証は入学当時の写真が貼られておって、今回は3,4年対象の科目であったから、撮影から2,3年は経っておるのである。となれば感じが変わっておる者もおる訳で、かと言って簡単に「違うんじゃね?」とも言えず、難しいものであった。っていうか、カンニングなどの単純な不正はまず困難としても、替え玉は見抜けぬケースがあるかも知れぬと思った次第である。

 SF大会の話しに戻り、それで開会式である。
来年度大会の地である鳥取からのゲスト、ネギマンの余興に続き、今回のGuest of Honorのお一人である瀬名秀明先生が現れた。するとそこに先生を亡き者にせんとする悪の組織の手の者が襲いかかる。これは昨年と同じパターンで、そこにご当地ヒーローであるイバライガーが助けに来るのである。バックヤードには声優も控えておるので、動きに合せて台詞を入れられるという、アドリブ対応可な、高いレベルのアトラクションだったと言えよう。
そして瀬名秀明先生の「さぁ、SF大会の時間だ!(題字は佐藤竜雄監督)」のかけ声で始まった。

 ディーラーズの書店では、スタッフミーティングで声優池澤春菜嬢の書籍を説明しておったのだが、「(芥川賞作家)池澤夏樹さんの娘さんです」「おおーっ」というのを横で聞いておるに、一般人との世界の違いを感じたのであったと言いつつでは関白は帰るぞ。


7月24日

 何も足さない。何も引かない。
私が関白である


 開けて、大会当日である。
このホテルは会場に隣接しておるので、ギリギリまでゆっくりしておられるのがよい。朝食は一階のCASAで、チケットを出して摂るのだけれども、よくあるバイキング形式でなかったのは残念であった。

 朝8時半頃に会場へ行くと、既に参加者が場内に入って待っておる。しかし肝心の部屋に入る事が出来ない。どうも9時頃まで開かないらしいのである。なのでしばらく待っておると、会場係員が開けに来た。カードキーをかざして開ける、最新型のものであった。
多目的ホールもセッティングが始まっておるので、今日のミッションであるところのLANケーブルの引き回しを行う。今回は裏手に臨時回線を入れているのだが、部屋までひかれておる会場既存の線に部屋単位でジャックインする事ができるのでかなり楽になった。どこもこうだとありがたいのだがのぅ。

 で、ちょっと暇になったので、ホテルの部屋に戻って一旦休む。チェックアウトが13時である事、そして隣接しておるというのはこんなに便利なのだ。開会式は12時だから、11時過ぎにチェックアウトしよう。
荷物をスタッフ部屋に置いて、場内を回る。慌ただしく動き回っておるスタッフ達。今回も全館借り切りであるけれども、それは会期中だけの話しで、セッティングは当日朝から行われるのである。会場費が高いゆえ仕方ない事ではあるけれども、その分企画の時間が減るしのぅ。

 そして12時となり、大ホールでは開会式が始まった。

 では関白は帰るぞ。


7月23日

 ゆずれない、夏の味。
私が関白である


 SF大会が愉快に続いておるが、その前後で発売されておる少年ジャンプ、東京スポーツ、R25の入手が問題であった。
東スポはつくばでも売られており、また札幌のように朝刊紙にはなっておらんので、日がズレておる事もない。これは近くのコンビニに行く時間があれば現地で買えた。
問題は少年ジャンプとR25である。まず少年ジャンプだが、通常の発売日である月曜が祝日のため前の土曜に繰り上がっており、現地で買えば荷物になるので買わず、そうしたら既に火曜日。発売日から3日が過ぎておった。
ジャンプは発売当日にその殆どを売り切ってしまうため、何軒か見たコンビニにはもうなく、大学生協も在庫を切らしておった。困ったものである。書店ならばあるかも知れんと思ったが、通りがかりのJR飯田橋駅の売店で「本日発売」と書いてあったのを見つけたのである。なぜここは火曜なのに「本日発売」なのか。実はここは土日祝が休みの店だったのである。

 ではR25はどうか。大学併設のセブンイレブンがいつも遅くまで残っておるように思っておったけれども、行ったらなかったのである。実は大学から駅に向かう途中でセブンイレブンに寄っておらん事に気付き、炎天下の中戻ってみればこれであったからショックは大きい。周辺のコンビニを見ても置いてない。リクルートに電話すると、地下鉄の飯田橋駅にあるというが、そこまで行ってまた置いてないと生命の維持に関わる。間違いのないところで新橋リクルート本社へ行ってみよう。確かあそこはいつも潤沢に置いてあるはず。
..で、実はリクルート本社もそれほど残っておる訳でもなかったが、目的数量分は置いてあったのでよかったのである。特にR25はももも邸でも楽しみにしておるらしいし、これでまたももも邸の笑顔に協力できた事であろう。

 ももも邸に送る荷物は、いつもこのようにして得られておるのであると言いつつでは関白は帰るぞ。


7月22日

 残念ながら、関白は初めての方にはお売りすることが出来ません。
私が関白である


 そういえば「学会ごっこ」と自称しておるSF大会は、イベント運営に関してはセミプロのスキルを持っておる。SF大会から生まれたコミックマーケットが、大人数をさばく行列スキルを身に付けたのと同じようにである。
今回の会場はその事に非常に安堵したと聞いておる。実際に我々は、会場の負担をかけない方向でやったのだけれども、そのぶん安くしてくれてもいいと思うのだがのぅ。

 さて、授業資料を一段落させた後は、予定より遅れておる参加者全員配布物の袋詰めを横目に、来年以降の大会の管理システム開発打ち合わせという名の飲みに出る。これは、企画、タイムテーブル、スタッフ、参加者管理を目的としたもので、オープンソースで開発される。これから開発者を集め、最初は米魂がテストケースとなる事が予定されておる。我と思わん者達は、遠慮なく応募するがよいぞよ。しかし言語がperというところで開発者がどれだけ集まるかが問題であると言えよう。

 飲んだ飲んだと思って宿へ帰ってくると、ロビーによく見知った顔がおる。ニコ生のSF大会チャンネル(正式には「こいこんチャンネル」)のスタッフ達ではないか。ここに集うものであれば毎回観ておるであろうが、いいんちょとか甘エビとかである。
飲みに行きましょう!」と言われるので、また飲みに行くのである。もし会期中ずっとこんな感じで続いたらば、果たして体と財布が持つのだろうかのぅ。

 前日より、既に波乱の予感を持ちつつでは関白は帰るぞ。


7月21日

 SFは夢。大会は現実。
私が関白である


 これを書いている段階で、今年のSF大会は終わっておる。時系列を追って書いてみよう。
関白は金曜の朝に館を出る。これから3泊4日の旅である。チョコママとその子供のご飯が気がかりではあるので、一応木曜の夜はちょっと多めにあげた。月曜まで頑張ってくれる事を祈ろう。

 つくばは秋葉原から快速で45分。12時20分頃に着く。ここから徒歩10分で会場なのだが、荷物が重くまた腕肩に負担となっておる。ちょっとヤバイ予感もするので、安全策でバスにする。30分に1本ながら、もう来るようであるし、乗るしかないであろう。170円である。PASMOなどは使えん。

 この日の仕事は、13時からNTT臨時線の工事立ち会いじゃ。逆に言えばそれくらいしか仕事がないので、これが終わればヒマになってしまう。隣接するホテルにチェックインし、進んでおらんかった授業内資料を進める。広島もそうだったけれども、会場に直結したホテルは大変便利である。またこのホテルは14時チェックイン、学会プランで13時チェックアウトなので、これまた便利と言えよう。
ちなみに学会プランというのは、国際会議場で行う学会に参加する場合に利用できるプランとの事。SF大会も無論学会と言ってもいいし、何か言われたらコンテンツ文化史学会の名前を使ってもいい。

 ちなみに今回の大会は、色んなところをカツカツでやっておる。
収支見込みも公開しておらんので、果たしてその予算配分が適切かという判断も出来ん困った大会であり、皆の浄財を預かっておるという自覚があるのかという批判もある。ただ、カツカツであるその理由のひとつを高額な会場利用費に見る事ができる。おおざっぱには通常の大会の倍前後という巨額の費用であり、ではなぜそんなに高いのかと言えば、つくば国際会議場は学会をよく行っておる会場である。で、学会というのは打ち合わせなどがあまり会場と交わされず、また参加する先生方もプライドが高いので、設備のほとんどを会場がセットアップするスキルを持っておる。前日遅くまで会場を利用しておる団体がおっても、次の日の朝にはちゃんと机などの配置をしておるというそのサービスが、会場費が高額になる理由なのである。

 では、ここでなくてもいいのではないかという疑問も沸こう。
元々千葉でやる予定で進めておって、それで「ナッツコン」だったものが、急遽つくばに変更になって名前の意味づけが変わった。ではなぜ千葉を取りやめたのかと言うとそこは謎なのだけれども、次の選択肢として確保できる会場がここだったのである。

 まだまだ続きつつでは関白は帰るぞ。


7月20日

 月は出ているか?
私が関白である


 小林幸子の件について続報が入ってきた。
関白の見込みの通り、彼女のスペースの周辺には実行委員会の人間が多数配置される。かように十分に配慮をしておるばかりか、彼女が達筆に書いたとされる文章、これにもコミケスタッフの赤が入っておるらしい。かなりコミケは気を遣っておるようである。
また今回は小林幸子個人としての参加という事だったので、コミケもサークル扱いでとなったらしい。

 なお、小林幸子スペースは昼くらいでの完売も予測されておる。後日の通販もしないそうなので、本気で欲しい者は早めに行くとよかろう。

 さて、この金曜深夜よりテレビ東京で「アオイホノオ」が始まった。
島本和彦原作の同名漫画のドラマ化であるが、舞台となっておる大阪芸術大学(但し原作では大作家大学(おおさっかだいがく))と言えば、勿論もももの父といぬしんの母校である。大学名を実名にして出しておるけれども、ロケ地は大芸大ではないのではないかという気もする。関白では判断できぬので、めいめいに調べてみるとよい。

 で、関白はSF大会前夜の宿で観た。力も入っており、なかなか評判もよいようである。暑苦しいと思う向きもあろうけれども、あの時代のエネルギーと思うとよい。まぁ、ただでさえ島本和彦氏は熱いのであるけれどもな。

 では関白は帰るぞ。


7月19日

 頼まれなくたって生きてやる。
私が関白である


 これを書いておる段階で既につくば入りしており、ここは会場隣のホテルである。関白は色々大学の作業が残っておるので、NTTの設営が終わった後にホテルに引き込んだけれども、会場では設営や、配布物の入れ込みなど大忙しであろう。

 さて昨今ベネッセの情報流出の件が世間の話題であったけれども、そういえばもももはこどもちゃれんじをやっておらんかったろうか。

もももの父「御意にございます。しかしもももは何かを予感したのか、いちはやく地元のなんとかちゃれんじに乗り換えておりましてございました

 地元でそういう通信授業をやっておるのはどこだろう。鍋谷ちゃれんじだろうか。
関白がマンツーマンで指導してくれる関白ちゃれんじの利用も検討してみるがよいぞよ。なにせ、最初の目標は金沢の難関校で知られる西高の合格であるからな。

 ちなみにベネッセの困ったところは、既に利用してなく、DMも不要で情報を消して欲しいと伝えておる者にも今回お詫びの手紙が来たという事である。つまり情報を消しておらんかったという事になり、これは法律に触れ、下手をすればプライバシーマーク剥奪まであるのではなかろうか。
ともかく、もももの情報も当然に消えておらんかったろうし、流出しておる可能性もあろう。止めたからといって安心できるものではなかったのである。

 では関白は帰るぞ。


7月18日

 痛快娯楽復讐劇。
私が関白である


 コミケ、今回は我らがQ&A RECORDSは落ちておるし、盟友ロリータソフトは、日こそ同じなものの遠く離れた西館にスペースがある。その日の東4ホールの惨状を目の当たりにできないのは残念だが、多分その時の模様は、遅滞なくネットに情報が上がるであろう。場合によっては会場からニコ生を試みる者もおるかも知れん。それもまた、面白い時代と言うべきか。
ともかく、周辺のサークルにおいては迷惑ほかならぬのぅ。

 さて、とうとう明日明後日は第53回日本SF大会である。この2日のために一年以上前から準備をしてきた。その成果が現れる日である。
そして、以前「関白今年最後の大会企画」みたいな事を言っておった「メタクッキー企画(旧名)」の宣伝文章が来ておるので、それを伝えるものである。なお、企画名は正式には「リアルを侵食するSF的拡張現実感技術の現在」となった。

 SFだと思っていた世界の一部はすでに技術的に実現され,リアルを侵食しつつあり ます.食べ物の味を変える技術,得られる満腹感を変える技術,感情や判断を操作 してしまう技術等を皮切りに,実演を交え,現実を改変する拡張現実感技術の最先 端を紹介します.

 で、20日の大ホールホワイエでは、バーチャルリアリティ技術で満腹感10%増しの「拡張満腹感」を誰でも体験できるコーナーを設けてお待ちしておる。皆も大挙してつくば国際会議場へ押し寄せるがよい。

 では関白は帰るぞ。


7月17日

 喰うか喰われるか、負ければ地獄。
私が関白である


 聞いたところ、次のコミケに小林幸子が来るという。
それもスペースを取ってCDを売るというではないか。最初この話を聞いた時、企業スペースなんだろうなと思っておった。というのは、会社などの商業団体の形で来るだろうからして、一般スペースは取れないと思ったからである。

 そうしたらどうであろう、なんと「東4ホール シ-88b」という配置ではないか。これはまさしく一般スペースである。コミケは表現の自由を何よりも重視しており、表現者であって、利益を目的としない団体であれば、その内容の善し悪しなどに関わらずそれを許容し受け入れ、それを守るというスタンスを持っておる。サークル当落は基本的に抽選の上での事だったりもするけれども、そこはそれ、下手に落として実行委員会が把握できない場所に委託されたりしたら混乱を招く。こういうのも調整があったと考えられよう。

 ちなみにこの位置は東4ホールかどっこ、アトリウム寄りであり、すぐ近くにはサークルインフォメーションもある。つまり実行委員会も十分その影響力を知っておって、列を館外へ逃がしやすく、また不測の事態にすぐ対応できるような、スタッフが溜まっておる場所近くに配置をしたという事である。
実際問題、シルバーの方々が大挙して来るという話し、そしてそれを説得して思いとどまらせ、代わりに買いに来る子、孫達、という様相が既に見えてきておる。夏にコミケに来れば、老人子供などの体力に劣る者達は、冗談抜きで生死に関わりかねない。それは賢明な事と思われるが、そこがクリアできたとしても大変な混雑になるであろう。

 だがここで、なぜ小林幸子がコミケという場を選択したのか。紅白落選にあたって考える事があったのか。ただ、生半可な理解でコミケに参加したのであれば、他の参加者から大いに叩かれるのもまたコミケという場である。マジで小林幸子の、そして今後の同人界がどうなるのか、注視していこうと思う。

 では関白は帰るぞ。


7月16日

 海はあなたに愛されたい。
私が関白である


 昨日の続きである。
もし返さないと言われたらば総務省や消費者センターに相談せんといかんかなぁと思いつつも連絡を待った。日曜は女性の声で留守録が入っておったが、また連絡するというので待とう。タフネゴシエィターっぽい男性ではなく女性がかけてきたというのは、おそらく返金okになったのだろうなと想像するのだが、しかし気は抜けぬ。
翌日、今度は男性がかけてきた。担当者が決まっておるのではなく、顧客への連絡項目がプールされており、それを手の空いた者が順にかけておるのか。auの電話受付センタは全国にあるのに、そういう中でそういう運用をしておるのだとすれば、それはそれで大したものであると言えよう。
話しが横へ行くけれども、auの電話受付センタにかけると、札幌にかかる事があれば、福岡にかかる事もあるのである。

 で、結論から言うと、以前の事で通話の録音も残っておらんけれども、オプションをすべて外し、また以降通話の実績がない事から考えるに、これは残っていたオプションについても外す意図があったのだろうという事になり、外していないオプションの支払い分が戻ってくる事になった。しかし来月利用分からの相殺となるため、実際には9月の請求書での精算となる模様である。
ゴネてこんでよかったと言えるが、昨今店頭でのオプションてんこ盛りが社会問題化しようとしておるからして、そっち方面の配慮もあったのかも知れんのぅ。

 さて、一回線、なぜか請求額がマイナス金額のものがあった。
額は数十円ながらも不思議な事である。これは何かと聞いてみると、女子割男子割があった時にMNPした回線のもので、基本料金無料なのだという。それなら料金0円にならんのかと思うけれども、おそらく消費税アップの関係なのかも知れん。
2年間この割引が付くというので、持っていても支出が発生しない。何事もなく2年間を過ごせる回線だと言える。

 今日も元気にでは関白は帰るぞ。


7月15日

 颯爽登場、銀河美少年。
私が関白である


 この日曜、出がけにそがの家の前を通り、ラーメンどんぶり、チャーハン皿など食器を何点か入手した。出がけなのでそのまま一旦駅のロッカーに収め打ち合わせに向かったのだけれども、これを金沢に送らんといかんのか。一個一個梱包とか面倒であるのぅ。
しかし、ももも邸の皆の笑顔が見られると思えば安いものである。

 ところで、回線整理をしようと思い立ち、auに所有回線の番号を調べる方法を教えてもらった。請求をまとめておるので、permissionを与えればau IDで見られるという。最近は2年間契約だからして、使っておらん回線を適宜解約するなりMNPのタネにするなりのタイミングを知らねばならんのである。それを怠れば、無駄にまた2年を使ってしまう。
それで見たところ、使用していない回線で月々2,500円ほど取られておった。本来基本料金の千円程度であるはずなのに、一体何が取られておるのだろう。番号は分かっても明細が出てこない。auに調べてもらったところ、相手先指定無料、au内半額が付いておるので月々1,500円ほどかかっておるのだというではないか。

 なんという事であるか

 auを追求してみる。すると昨年10月末、auに電話して販売店で付いていたオプションをバタバタ外しておった時に、なぜかこの2つのオプションは外されておらんかったらしい。
多分、現在付いておるオプションをオペレータに読み上げてもらった際に、読み上げ漏れがあったのだと思う。とすると1,500円を8ヶ月ほど取られておった訳で、その額は一万二千円ほどになる。しかし誰しもミスはある。ミスはミスとして、いらんオプションを取られておった分を返してくれれば問題ない。
そうオペレータに言ったらば、上席と相談しないと答えられないというので、翌日の連絡を待つ事にした。

 明日に続きつつでは関白は帰るぞ。


7月14日

 神か悪魔か奇跡の手、一人の関白が巻き起こす命の物語。
私が関白である


 昨日は、今年の日本SF大会の(おそらく)最後の打ち合わせがあった。
諸事情で敬遠しておったのだけれども、最後というなら行っておかねばいかんか。そして打ち合わせは人形町で行われておるのだが、おそらくは、しばらくそこへは行かないという事でもある。
そうなれば、やはり周辺の銭湯へも行っておかねばなるまい。この地には、その名も世界湯という名前の銭湯がある。名前のスケールの大きさに、前々から気になっておったのだが、ようやくこの日が来た。

 ..と言っても、着いてみればいたって普通の銭湯である。唯一違いを探せば、大抵富士山とか書かれておるペンキ絵が、ここは立山連峰なのである。しかもライトレールまで書き込まれておる。結構本気で富山であると言えよう。
脱衣所には富山のポスターも貼ってあるが、しかしなぜ富山なのか。文献に依れば経営者のご両親が富山出身だとからしいが、そういう縁の、珍しい銭湯と言えよう。そもそも富山市物産振興会のページからリンク張られておるしな。

 湯は、銭湯にタマにあるバスクリン類似品が入った緑のお湯である。しかし熱めにチューニングしておるからしして、あまり長くは入っておれん。チャキチャキの江戸っ子は熱めの風呂がいいのだろうか。

 ちょっと意外だったのは、よく銭湯には、有料だったり無料だったりするものの貸しタオルがある。しかしここは、保健所の指導で断っておると言うではないか。では貸しタオルを出しておる店はみな指導に反しておるのだろうか。これに依らず、どことなく権威主義的なところを感じる銭湯ではあった。

 それにしても、どこが「世界」なのかよく分からんかったのぅと思いつつでは関白は帰るぞ。


7月13日

 政務活動費。略して政活費。
私が関白である


 一昨日は、月に二回ほどやっておるSF大会ニコニコ生放送があった。
スタジオは東北沢なので小田急線である。沿線の銭湯を見てみると、新宿から一駅の南新宿駅前に一軒ある事が分かった。どのみち東北沢も南新宿も各停しか止まらんから、途中で寄ってもさしてロスにはならんだろう。
いつもなら東北沢の石川湯なのだが、色々行くのもいいものである。ちなみに東北沢駅徒歩圏にはもう一軒ある。

 南新宿に着く。この駅は、なんとホームにATMがあるという変わった駅だが、そのホームからもすぐ近くに煙突が見えた。徒歩0分と書いてある資料もあり、かなり近いと思われる。
この駅は、新宿から一駅ながらも住宅地である。すぐ向こうに見える高層ビル群との対比が面白い。新宿駅の近くにこんな場所があるのだな。立地条件ゆえ、新宿を出る長距離バス利用者が、出発前によく来るという。

 で、奥の湯である。この湯は、さしたる特徴はないものの、なんとなく四ッ谷三丁目の蓬莱湯に似ておる。
特筆すべき事は何もないけれども、湯がとても熱く、入れなかったと言っておこう。こんなのは池上駅前の久松温泉以来である。そんな中、肩までつかっておる者もおったのだがな。

 さて、昨日草津湯に赴いたところ、温泉っぽいが温泉ではない浴槽がある。これはかなり前に行った改装以来なのだが、一瞬温泉と書き、その後その表示を消したものである。温泉ではなかったのかも知れんな。
それが、この日見たら濁っておった。これは泉質が変わった事を理由に廃業した、その廃業前の池上温泉のようであった。
別に温泉と言っておる訳でもないので、仮に泉質の変化であったにしても特に関係ないだろう。

 なんて事を言いつつでは関白は帰るぞ。


7月12日

 あなたはそこにいますか…。
私が関白である


 au WALLETである。
初回チャージのボーナス10%であるが、先にポイントからのチャージを行ってしまうと、それがなぜか初回とカウントされてしまうので、みすみす2,500円のボーナス分をゲットできなくなるという問題を先月書いた。
auは「検討する」と言っておったものの、先日までボーナスチャージが付いてこなかったため、やはりシカトか。これはauにガツンと言うしかないと思っておったものの、昨日アプリを立ち上げたら残額表示がするする上がっていく。
これはもしやと思ったら、なんとボーナスチャージが付いたのである。うむ、付かないとヤヤコシイ問題になるだろうと警告しておったからして、対応したかも知れぬ。いずれにしてもこれが正しい姿勢である。今後もau WALLETを使っていくとしよう。

 さて一乃湯である。
昨日、前を通りかかったらなんと建物を壊しておる。風呂屋は中ががらんどうと言ってもいいので、既に屋根は壊され外の光が差し込んでおったのである。
誠に残念かつショッキングな情景である。これで再開という希望は絶たれたが、まだ新規に建て直すという可能性は0ではない。その日を期待して待とうではないか。

 では関白は帰るぞ。


7月11日

 この星で一番最後のラブストーリー。
私が関白である


 隅田川花火大会が2週間後ほどに迫っておる。
去年は、明らかに雨が降るだろうという状況下で強行された事は多くの批判を浴びた。今年こそは天気予報をちゃんと見て判断してくれる事を期待しよう。というか、また去年みたいな失態があったら誰が喜ぶのか。運営本部には賢明な判断を願うものである。

 さて、そが乃家である。
平成夫婦茶碗」のロケ地にもなった店で、名店というよりかはその貧乏くささで選ばれたという、名誉なんだか不名誉なんだか分からん中華食堂であった。
で、その店、最近休んでおったのだが、一昨日前を通ると、なにやら店頭に張り紙があるではないか。イヤな予感である。ショーケースも何か乱雑になっておるし、これはもしやと思って近寄ってみると、やはり閉店の告知であった。

 終電で帰っても食べられるという、遅くまでやっておる事もこの店のメリットであったが、最後を惜しむ事すら出来ずに閉まってしまうとは誠に残念である。
で、13日の朝から、食器などを放出するという。以前のいずみ食堂の時にもももの父は「ラーメンの丼が欲しいので有松!」と言って関白を困らせた(その時は入手できなかった)が、今度はあるに違いない。もももの父も、ゆみももを連れだって上京してくるに違いないのである。

 ちなみにであるけれども、そのいずみ食堂は現在こういう店になっておる。関白もタマに行くが、安くてよい店である。皆にもお勧めしつつでは関白は帰るぞ。


7月10日

 人生を、素晴らしいものだと思い出せる何かが、ここにあります。
私が関白である


 火曜は、午前中に多摩キャンパス、そして夜は市ヶ谷キャンパスというスケジュールであった。
多摩と市ヶ谷は一時間半から二時間かかるのだが、その移動の途中の銭湯へ行ってみようと思った。明大前とか笹塚とかの、乗換駅近辺の銭湯を優先して回っておったけれども、未踏銭湯も減る中、徐々に目線を落としていかねばならぬ、今日は聖蹟桜ヶ丘へ行ってみよう。

 聖蹟桜ヶ丘と言えば京王電鉄の本社がある事で知られるが、元々「聖蹟」とは、天皇が休憩や宿泊をした場所という意味がある。ぴったりではないか。駅前には巨大なショッピングセンターや巨大マンション群があり、いつの間にかここまで発展しておったのかと思う。
しかし道路を一本渡ればそこは住宅街。その中に今回目指した立花浴泉がある、はずであった。ちなみに銭湯探しは、CHINTAIのアプリを使用しておる。

 地図で確認し、それらしい場所に来たものの銭湯の建物がない。マンションの一階が銭湯というパターンもよくあるから、一見して分かりにくい湯もあるけれども、これはどうもおかしい。Webで確認すると、なんと三月で閉まっておったのじゃ!
見れば、こういう銭湯であったらしい。しかし、銭湯は昨今廃業がちょこちょこあるため、大抵事前にもWebで確認しておるのだけれども、今回はそれを怠っておった。失敗である。

 しかしどうしたものか。今日は諦めて大学そばの銭湯にしようか。いや、まだ近くの銭湯に行く時間はある。ここまで来たら行ってみるしかなかろう。そう思い向かったのは府中の桜湯であった。小さく、しかし綺麗な銭湯で汗と疲れを流し、市ヶ谷へと向かったのである。

 この日は、前日まで授業内資料の作成があり、しかも市ヶ谷では夜の授業があったので、大変疲れたのであると言いつつでは関白は帰るぞ。


7月9日

 キミの為に、世界を壊す。
私が関白である


 この日曜、20年以上も関白公認銭湯の名を欲しいままにしておった一乃湯の前を通ったら、中で何かしておる。
もしかしたら解体が始まるのだろうか。建物の周りに、これからビニールシートでも張られるかのように木の骨組みが立てられようとしておるのである。
銭湯であれば固定資産税の減免もあるが、止めたら当然になくなるはず。であれば土地の転用というのは自然な話しである。しかし壊す時はまず煙突からと聞いておって、それがここまで実行されておらん。もしかして新装開店というウルトラCがあるのではないか。そうでなかったとしても、アラブの富豪か誰かが買い取って、再営業してくれんものだろうかのぅ。

 そして、関白邸前のマンションが、ほぼ完成した(ように見える)。
ワンルーム中心の間取りに、地元不動産屋も「やっぱりね」と言っておったが、最近はそうなのか、場所柄なのか。ともかく関白の館と対峙するそのマンション、ゆみももも入りたがるに違いない。
懸念された地デジの受信状態も、電界強度は落ちておるかも知れんけれども少なくとも映らなくなる事もなく、後は今まで一軒家と駐車場だった場所に人口密度の高いこのマンションができる事で、五月蠅くなる心配くらいだろうかのぅ。

 向こうの電柱までのゴミ捨ても、これからはスーツ着て出なければならぬのか。それも面倒いのぅと思いつつでは関白は帰るぞ。


7月8日

 愛するものを、愛を信じて殺せるか。
私が関白である


 ドコモプレミアクラブにおいて、今月よりまたまた毎日のくじびきでポイントが当たるキャンペーンをやっておる。
早速50ポイント出たので、前回よりは少しは率がいいのだろうか。通常利用でのドコモポイント付与率が大きく悪くなっておるため、こういうもので多少なりとも還元して欲しいものである。
来月いっぱいまでやるみたいなので、一応やってみるとしようか。

もももの父「関白、最近めっきり寝苦しくなりまして、汗かきながら寝ておりました。ふと目を覚ましましたら、もももが隣で仰いでくれておったのであります!

 ももも邸はクーラーも使わんと聞く。2011年の7月に泊まった時は暑くて死にそうだったのだが、それはそれとして、多分ももはパパが風邪をひくようにとしておるのだろう。

もももの父「そして、もももはこの夏休みに一泊二日の合宿へ行くそうで有松

 肝試しをするそうであるな。何やら男の影がチラついておるように思う。一夏のアバンチュールに間違いなかろう。
休み明けには、一皮むけたもももが見られるに違いない。楽しみである。

 では関白は帰るぞ。


7月7日

 全てのロボットアニメは道を譲れ。
私が関白である


 しかし、SF大会の前にはリポートの○×付けとか出席付けとか授業資料作成とかいったミッションも控えておる。
大体にして土曜までワークショップ対応で忙しかったというのに、火曜の授業用の資料作成が間に合うものなのだろうか。もうちょっとよく考えてくれと誰かに言いたいものであるけれども、それはそれとして、やるしかないのであろうな。

 資料作成で面倒なのが、韓国や台湾企業のページを見て、設立とか売上とかを見たいのだけれども、ハングルや中国語は分からん。大抵英語のページがありそうなのだが、そういうのを選ぶとアメリカ法人のページに飛ばされてしまうのである。そっちを見てもしょうがない。
ブラウザのUser Agentを見て、それにあった地域の現地法人のところに飛ぶようになっておる。気を利かせておるつもりなのかも知れんけど、こちらにしてみればいらんお世話であって、なんとかして欲しいものである。

 ところで、ももものブログが最近見れておらん。
更新のメールがアメーバから来るのだが、そのメールのリンクをクリックすると、「記事が削除されているか、未来の期日設定の記事」と出るのである。これが何回か続いておるので、何らかの意図があってこうしているというよりかは、何か操作間違いをしておるのではないか。関白が側にいておれんばかりに、このような苦労をかけておるのかも知れぬ。

 せめて、この前もらってきたみまもりケータイを持たせ、もももと常に料金0で通話したり、何かあった際にもももの居場所をすぐキャッチしたりするべきか。何かと心配な年頃であるしなと言いつつでは関白は帰るぞ。


7月6日

 聴こえますか――真実の旋律。
私が関白である


 という訳で、研究的には前期のメインイベント、研究発表が終わった。色々足らぬ事はあったとは思うものの、気持ちを切り替えて論文制作に進もうと思う。
そして次は、7/19-20の第53回日本SF大会である。今年はSFの地つくばであり、関白も急遽追加で企画の調整をする事とした。

 おそらく、今大会において関白最後の企画になろうそれは「メタクッキーGoogle検索)」である。
簡単に言えばこれは味覚のバーチャル体験と言うべきもので、元々は、ジュースの味を変えずに色を変えると味が変化したように感じるという実験結果があった。これを拡張し、例えばプレーンクッキーを食べる際に、チョコレートの匂いを嗅ぎながら食べるとチョコレートクッキーの味に感じるというのがメタクッキーの仕組みである。鼻と口はつながっておるから、こちらの方が錯覚しやすい事は想像が付こう。
また、上のリンクを見たとおり、ヘッドセットにはカメラが付いておる。クッキーを拡大してゴーグルに映しながら食べると、なんと満腹感が増すのだという。これもまた驚きである。もももの父に教えてやりたいものである。

 当日は、研究者による講演に加え、実際に来場者にこの奇妙な体験をしてもらおうと思う。
残念ながらまだ実行委員会から正式実行の通知を受けておらんのだが、実現するべく努力中だと言っておくものである。

 では関白は帰るぞ。


7月5日

 世界は美しくなんかない そしてそれ故に、美しい。
私が関白である


 七夕が近づいてきた。
それでいつも思い出されるのが村下考蔵である。氏は七夕コンサートを毎年やっておった事を覚えておる者も多かろう。また命日である6月24日を五月雨忌と呼び、ファンイベントが行われるという。いまTSUTAYAでCD5枚千円でレンタル中であったので、CD BOXを借りてみて、偲んでおるのである。

 さて、先日書いたSO-05D(Xperia SX)である。
発熱問題は、遂に「黒猫と魔法使いのウィズ」プレー中に、過熱でシャットダウンされるというところまで来た。これでは使っておられんため、急遽手持ちのF-02EにSIMを差し替える事とした。こいつも電池の持たなさやもっさり感では定評のあるところではあるが、SO-05Dよりはマシであろう。
機種変更の際にいつも問題になるのはFelicaの引っ越しであるけれども、使っておるのがiDとWAONくらいだったので、大した事はなかったのである。
しかし、microSIMタイプのドコモスマホの手持ちはこの二機種しかない。F-02Eの次機種くらいから飛躍的に性能が上がったようなので、そのあたりの機種を入手したいものである。

 昨今、MNPするからといって、端末無料はともかく多額のキャッシュバックを受ける事が難しいという。そういえばF-02Eも昨年、auからMNPしてタダで入手したものであるけれども、割のいい案件はないかのぅと思いつつでは関白は帰るぞ。


7月4日

 待ってられない 未来がある。
私が関白である


 昨日のサッポロクラシックの件だが、関白地元のまいばすけっとには取り扱いがなかった。しかしGoogle検索してみるとアマゾンで取り扱いがある事が分かった。まいばすけっとほどには安くないが、持ってきてくれる事は魅力である。
それで見たら、じゃがポックルやROYCEのポテトチップスチョコレートも買えるではないか。便利なのはいいが、プレミア感も薄れるのぅ。

 さてチョコママである。
週に2-3度、夜に来ては関白にご飯をねだっておる。カリカリだけでは何かと思い、ちくわなどをその上に乗せておくのだが、それをくわえて向こうへ持って行ってしまう。2本置いておくと、2本ともくわえていく。コンビニなどで売られておる、4-5本入った小さめのものではあるのだが、あの小さな体でよく持って行くものである。
で、ある時、持って行ったと思ったらすぐ戻ってきてまたねだる。そういうのが何回か繰り返され、ちくわ5本、ささみだったか1本を持って行ったのである。これは自分で食べておるのではなかろう。
そう思っていると、ある時、チョコも生まれた関白邸横にチョコママがおって、その背後に小さな黒猫がおった。おそらくこの子に持っていったのだろう。子猫は関白を見ると、壁に立てかけられている金属板の隙間に頭を隠した。しかししっぽが丸見えであるところが可愛い。

 チョコママ、チョコを生んだのが2010年であるから、最低でも5歳となるか。その間にも何度か子猫を連れておる姿を見ておるし、よく子供を産んでおると思われる。モテモテはいいとして、栄養よく育ったチョコと比べても随分体格が違う。子猫かと思う体で、よく頑張るものである。

 ご飯をねだるまではともかく、ご飯が出てくると、取られまいとして相変わらず威嚇してくるのは困ったものだが、それはそれとしてでは関白は帰るぞ。


7月3日

 「つながり」こそが、ボクらの武器---。
私が関白である


 ワールドカップ日本代表がグループリーグで敗退した事で、カルビーの日本代表チップスが一部で値下がりしておる。我が大学生協においては、多摩キャンパスで87円が67円というディスカウント振りであったが、そこへさる筋から、2箱(48個)買ってくれと言う指示が来た。
キャンパス中の売店に内線で問い合わせてもらい、2箱分には及ばぬものの全部で42個を確保した。だが忘れていたが、送料が意外と高い。軽いのだがかさばるので、1,300円ほどとなってしまった。よって値下がり分を考えても得した事にはならんのであった。
探してみると楽天にもあったのだけれども、生協より高いし、生協より安いながらも送料が乗るのでやっぱり安くない。うまくないものであるのぅ。

 それから某所の、イオンが関東で展開するミニストア「まいばすけっと」で、サッポロクラシックが売られておる事を確認した。しかもちゃんとディスカウントされておって184円である。いつも買えるというのはありがたい。そもそも北海道限定ビールであり、北海道フェアみたいな場以外では買えぬと思っておったから、これはちょっとビックリした。皆の近くのまいばすけっとにもあるかも知れんのぅ。

 実は新宿御苑というか新宿三丁目のカレー屋「草枕」で、なぜかこのクラシックがあるという情報があった。これは送料をかけて無理に持ってきたものだというから特殊ケースであろう。
実は、このカレー屋には何度も行ったけれども、昼からビールもナニだと思い、まだここでクラシックを飲んだ事はない。そのうちに、ここの辛いカレーと一緒に楽しんでみるとしようか。

 では関白は帰るぞ。


7月2日

 夢はでっかく地球サイズ。
私が関白である


 ちなみに、一昨日に第二栗の湯へ行った事で、多摩川線沿線の銭湯を全制覇した事となった。
しかし銭湯が減り続けておる中である。関白の館の徒歩圏でも、上京以来6湯あったうち、これまでになんと4湯を失った。勝手に達成度が上がっていったと言えなくもないけれども、東京には市に0湯(日野、多摩など)とか区に4湯とかしかないケースもあるので、45湯の大田区は、かなり数があると思っていいだろう。

 で、鵜の木駅前のマルエツには、探しておったスパ王ミートソースが置かれておったのじゃ。地元のまいばすけっとで値札だけ見た時の88円(多分税別)よりずっと高く、おそらく正価である150円ほどであったが、買えないよりはいい。むしろ処分価格となると以降の入荷がない可能性が高くなるため、妥当な値段で永く売られる事を期待しよう。
それにしても、関白地元の西友は情けない。ネットスーパーでも、スパ王ミートがあると思ってログインすると、商品リストから消えてしまう。地域で取り扱い商品が違うとしか思えぬが、そんな事では困るのぅ。

 そして昨日は、江戸湯屋巡りの2周目をコンプリートした。一月で、重複しない10の銭湯のスタンプを2セットもらうというのはなかなかできるものではなかろう。以前であれば、達成は11月の締め切りまでゆっくりかかっておったけれども、もうあの頃の関白ではないのだぞよ。

 では関白は帰るぞ。


7月1日

 科学と魔術が交差するとき、物語は始まる――。
私が関白である


 なんと驚いた事に、今年も半分が過ぎてしまった。
ついこの前が正月だったような気もするというのに、誠に時の経つのは早いものじゃ。皆も一時一時を大事に生きるがよい。

 関白、週末に控えた研究発表会の準備をしておる。
昨日も蒲田のネットカフェに籠もり、作業をした。その後、未踏銭湯に向かおうと考え、池上線のホームに向かい、そして到着しておった車両に乗る。
ほどして向かいにも車両が入ってきた。向こうに並ぶ者達がおるが、なぜ先発のはずのこっちに乗らんのか。実はこっちが後発なのかと思ったが、そうではなかった。ではなぜか。後の可能性としては、途中の雪谷大塚止まりである事だが、今日の目的地は石川台だから雪谷大塚の手前であり問題ない。
そう思っておると、車両は次の駅「矢口渡」に着いた。池上線に乗ったはずなのに、なぜ多摩川線の駅に着くのだろう。そう思って気付いたが、日に何本か、多摩川から蒲田で折り返し、池上線に乗り入れ五反田まで向かう、またその反対ルートがあるのである。この場合、池上線のホームで着発するので、気を付けておらんと意図せぬところへ行ってしまう。

 戻るのもナニなので、もうこのまま乗り続けて多摩川線沿線の銭湯へ向かおう。
鵜の木に、第二栗の湯という銭湯があるではないか。駅からも4-7分であるらしい。時間に幅があるのは、資料によって違うからである。

 鵜の木に来るのも久しぶりである。駅前のバーミヤンがガストに変わっておる。
銭湯には17時頃に着いたのだが、この時間にして結構入っておる。カランをひとつ置きに使っておるくらいの盛況だった。これくらいの利用者ならばこの銭湯も安泰であろう。願わくば、湯はもうちょっとぬるくてもいいのではないだろうか。

 そして、先月は新規開拓11湯という、爆発的な成果を上げたのだと言いつつでは関白は帰るぞ。