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どの日に突っ込む? 突っ込みの言葉


■ 2011年 先月 来月

8月31日

 宅急便ひとつに、希望をひとつ入れて。
私が関白である


 折角なのでコミケの話しをちょっと続けるが、我らがストライクウィッチーズのパーソナルラバーマークを角川書店ブースで売っておったのは皆も知るところであろう。また皆も知る通り速攻で売り切れてしまったのである。
2日目に残っておれば関白も入手に行ったかも知れぬというのに、なんと一時間でなくなってしまったと聞く。それは一人で2-3セット買う者が沢山おったせいもあるが、では幾つ持って行ったのかと言えば各マーク50個づつであったようじゃ。そりゃ速攻でなくなろうというものである。

 ともかく一日目に開場前から企業スペースに並んでおった者か、開場前に入れるサークル入場者でなければ買えんかったという訳である。しかも3日間づつで販売数量を分けた訳ではなく、最初の日の朝に全部出してしまったため、これだけしか売らなければコミケット準備会から何か言われかねぬくらいの売り方であったと言えよう。

 関白も買えなかったし、また作ってくれるといいのだが、角川だからどうなのか。
この手の記章はこまたれからも折々に何種類も出ると聞いておるけれども、十分な数量が、適正な価格と機会で入手できる事を強く望むものである。

 品切れ商法は、あまり感心せんでのと言いつつでは関白は帰るぞ。


8月30日

 この狩りごたえ、HD。
私が関白である


もももの父「くぅわんぷくわくぅ~!!

 何事であるか。

もももの父「ふりかけが届きまして有松。いつも変わらぬこのふりかけ、いつもいつもありがたい事であります

 うむ。
ももも邸の、今晩の食卓に並ぶ事であろう。

もももの父「このお礼はどうしたらいいのでありましょうか

 どうしたらいいのかのぅ。しかし、やはり我々が新作を作る事が最大の礼になると思うのである。精進するがよい。

 そういえばコミケであるけれども、2日目の後、秋葉原で宴会があった。その前に時間があったので汗を流すべく風呂でも行こうと思って江戸遊に行くも、一階で何十人も待っておるではないか。
こういう国民的イベントの日には混む店である。これなら末広町方面の銭湯に行った方がよかったかも知れぬ。

 これを次回の戒めとして、では関白は帰るぞ。


8月29日

 DIYの目的は、自分の人生を取り戻すこと。
私が関白である


 昨日は総合火力演習、略して総火演であったが、日曜が本番ながら、土曜がリハーサルであったらしい。
鈴木氏野上氏はその関係者向けのリハーサルの方を見てきたらしいのである。どう違うのかよく分からんけれども、日曜の方なら最近はUstreamやニコニコ生放送でも流れるらしい。関係者でも抽選で当たったのでもなければ、そっちで見ればよかろうのぅ。

 土曜の話しに戻り、ハムフェアの後は大江戸温泉物語を経由して隅田川花火大会へ向かう。
食料や酒は、現地で調達すると高そうだったので新橋で買う事にする。崎陽軒の弁当屋がJR新橋駅にはあったと思ったが、駅の改装工事中でなくなっておった。まったく残念である。仕方ないのでファミマに行く。
しかしあまりよいものがない。適当に缶ビールなどを買い、銀座線へ。
17時過ぎとは言え、日本最大級の花火大会へ向かう地下鉄。なかなか混んでおる。田原町で秘書その4と合流するが、この混み方に既に疲れた様子である。

 ここから徒歩で現地まで。なるべく大通りを避け、見物場所であるバンダイ本社の向かいまで行く。バンダイ本社の前にも既に座って花火を待つ者達がおる。ビルの向こうは打ち上げ場所ながらも、ここでちゃんと見えるのであろうか。トイレを借りる為に行ったコンビニまでの道にも、チョークやガムテープで場所取りをしておる者がおったがな。

 まだ続きつつでは関白は帰るぞ。


8月28日

 すべては昔という言葉で片づけられる。
私が関白である


 この土日は、東京ビッグサイトでハムフェアがある。
関白も訪れたのだが、関白的にはアマチュア無線には既にアクティブではないとは言え、このチケット代もアマチュア無線界に対するお布施のようなものである。
で、ハムフェアでは無線機が安く売られておる事も多い。緊急用バッグに入れておるIC-T90も数年前にここで買ったのだが、購入価格はその後楽天などで見た値段よりも安かった。アマチュア無線機のモデルチェンジが少ないとは言え、数年経ってもそうなのである。..で、それも期待して向かったのだが、震災以来、いつでもバッグに入れておける小さく軽い無線機が欲しかった。それで気になっておったVX-3が、最初に見た店では19,800円。楽天最安値が22,800円だから三千円安い。しかし別の店も見てみよう。そっちでは乾電池アダプダが付いて19,000円というではないか。なんと通常価格25,000円からさらに2割以上引きである。そっちにしよう。オマケに、マニア垂涎の"YAESU"の帽子まで付いてきたが、これは金沢へ送っておくとしようか。

 さて、今まで美人売り子と呼んできた彼女が懐妊しておるという話しは以前書いたけれども、先日無事出産したらしい。これは実に目出度い事であり、関白から一文字取って名前を付けてよいものである。
好きな酒も断っておったであろうけれども、あと少しの辛抱であるのぅ。

 では関白は帰るぞ。


8月27日

 あなたが茹でるのより、うまい。
私が関白である


 一昨日、打ち合わせまでの時間に何をしようかと思い、「コクリコ坂から」を見ようと思った。
平日だからすいているかと思い直前に行ったらば、お得意様席ばかりか一般席も満員だったのである。意外に人気あるのだのぅ。
仕方ないのでスタバに入り、時間まで仕事をしたのであった。

 さてスパ王である。
ミートソースは関白認定インスタントスパゲッティの座を欲しいままにしておるのだが、置いてある店が少なくいつも不満に思っておった。で、モデルチェンジされたらそのミートソースがなくなってしまったのである。

 なんという事であるか

 タラコもミートも同じくらい出ておると言っておったのに、よりによってミートに変わってカルボナーラであるか。この失望は隠しきれるものではない。日清に抗議をせねばいかんのぅ。

日清「関白、今回は女性層にアピールしたいという事での味の選択であります

 しかし生麺から乾麺とグレードダウンし、お湯も2分から5分と長くなってしまった。先日のラ王のモデルチェンジも不評だと思ったのだが、日清はどうしたいのかのぅ。

 あまりコスト優先もいかがなものかと思いつつでは関白は帰るぞ。


8月26日

 男と女には、それぞれに出会うべき人がいる。
私が関白である


 Acousticよりのお便りである。

  Acousticです。夏コミにてお渡ししたふりかけ、無事ももも殿のお手元に到着したでありましょうか。ももも殿の幸せは我々の幸せで有松。

 実は諸事情で、まだ金沢に送れておらぬのである。
しかし、必ずしや数日中に手元に届くであろう。

 で、MacBook Airをもっと安く買う話しについて続ける。
ドコモのXi(クロッシイ)を同時に契約すると、店や選択した端末によっても異なるけれども同時に買うPCを3~5万ほど割り引いてくれる。Xiは二年縛りだしその間基本料金もかかるのだけれども、今ならキャンペーンで月当たり千円に抑える事ができる。最低ランニングコストは二万四千円ほどになるが、それでも差し引き6,000~26,000円トクなのじゃ。勿論この割引はMacBook以外でも使えるため、賢く使うがよい。割引は、聞いたところツクモが最大で五万くらいになるようじゃ。

 もう一台買えそうじゃのぅと思いつつでは関白は帰るぞ。


8月25日

 国の境目が、生死の境目であってはならない。
私が関白である


 よく考えたら今週末は総火演であり、ミリタリーマニアにおいては楽しみにしておるであろう。
気がついたら申し込みを締め切っておったため関白は申し込んでおらんのだが、元から倍率が高いのでどうせ通らんかったであろうのぅ。だが、一度くらい行ってみたいものである。

 さて関白、先日MacBook Airを買った。
11/13インチのどちらにしようかとだいぶ悩んだ。だが11インチの上位機種と13インチの下位では値段以上の性能差があり、結局13インチを買ったのである。この薄さなら持ち歩きもそう負担にならぬし、作業領域の広さも良い。クロック0.1G以上の性能差もあるというし、13インチで正解であったと思うのである。
購入店舗は大井町のヤマダ電機。アップル製品はどういう訳かヤマダがポイントを多く付けてくれるのだが、その時点で通常13%、その時商品がなかったので予約扱いで+2%、合せて15%という巨額のポイントである。アップルストアでEducation priceで買っても5%程度しか引かぬと言うのに、これはどういう訳であろう。アップルとヤマダとの間で何らかの密約があるのであろうか。ヨドバシでは通常5%、対抗で10%までは付けてくれるものの、15%とかは無理なようじゃ。

 MacBook、いつもの機種であればHDの容量を増やしたかったりメモリをもっと載せたかったりするのでアップルストアでカスタマイズせざるを得ぬのだけれども、今回のMacBook Airはその必要がないくらい仕様が高かった事もよかった。
だが最近はもっとポイントが上がっており、横で聞いておったら11インチで17%還元だという。

 いったいどこまで行くのであろうかと思いつつでは関白は帰るぞ。


8月24日

 女として脂が一番のる時期に、本当に脂がのってどうする。
私が関白である


 何かと忙しい関白である。SF大会も遂に来週末に迫ってきた。そっちは企画の詰めも終わっておらねば、ネットワークの設営も不安が残る。体が2つ3つ欲しいものであるのぅ。

 で、折角なので、ここで関白が担当したり関わったりする企画を紹介しよう。

ストライクウィッチーズのうらばなしとか

 昨年に続き、鈴木氏野上氏を迎えて送るファン待望の企画である。
昨年の盛り上がりはまとめサイトで見ても感じられるであろうけれども、今年は来春の映画版が控えておる。宮藤はどうなるかとか、新キャラはいるのかとか、あの設定はどうかとか、ラジオや雑誌とかのいつものメディアでは聞けないような話が聞けるといいのぅ。

コンテンツ研究者・開発者はSFをどう語るのか? ~コンテンツ文化史学会セッション~

 コンテンツ文化史学会プレゼンツの企画である。
実はこの企画が一番講演者にお任せ状態になっており、よく分からん。君たちの目で確かめて欲しいのじゃ。

ひげひげ団の部屋

 一番カオスになるのではないかと懸念されておる。「ひげひげ団」とは隔週土曜に新宿でゲーム業界関係者が飲む集まりであるけれども、今回の会場が飲酒okなのをいい事に、いつもの集まりと同様、ゲーム界の重鎮が酒を飲みながら昔話をするというものである。台本なんてものはないので、どう転がっていくか分からぬスリリングさを味わうがよい。
この企画がド頭に来るのも、悩ましいのぅ。

博士の異常な愛情。または、私は何故にして心配するのをやめてオタク文化を愛するようになったか? Dr. Strangelove, or How I Learned to Stop Worrying and Love the Otaku Culture?


 慶應義塾大学大学院でおなじみの授業の出張講義である。
CUTEメンバにして、コスプレをしてポップカルチャーを教える杉浦准教授の講義を受講するがよい。

萌え株講座

 今回はソーシャルゲームがテーマらしい。
一体何を語るといいのか、打ち合わせで詰めねばならぬのぅ。

 SF大会は今回も当日参加枠がある。二万と、簡単に出せる金額ではないけれども、いい経験ができるも知れぬ。

 来年は夕張だから、行くの大変であると言いつつでは関白は帰るぞ。


8月23日

 家族間の会話は、昔から無料です。
私が関白である


 関白は毎号R25をリクルート本社まで取りに行っておるのだが、前号は山下達郎の記事があった。
その中で、一生オリジナルキーで唄いたいという話があった。それがかなわなくなった時に引退したいみたいな事もどこかで言っておったらしいが、関白も先日、シニアなアーチストが全盛期よりキーを下げて唄っておる事を残念に思ってここに書いたのだけれども、達郎もそれは意識しておったのだな。

 さて、コミケの話しの積み残しである。
当日8時45分になると、ワシントンホテル横を過ぎたところの大きな陸橋が封鎖される。であるのでそれまでに通過せねばならぬのだが、関白がそこにたどり着く少し前に封鎖されてしまった。
これは封鎖が早かったのではなく、電車が予想外に遅く着いたためである。駅前探検倶楽部で調べて出たのだけれども、特別ダイヤに弱い駅前探検倶楽部であるから、この夏の状況により、またダイヤの訂正が遅れておったのやも知れぬ。
それはそれとして、結局9時前に再度通れるようにはなったのだけれども、朝とは言え炎天下で待たされるのは危険である。次回はもうちょっと余裕を持って出なければならぬと思うものである。

 ついでに言えば冬のコミケは12/29-31。もしQ&A RECORDSが通れば31日に配置される事が分かっておる。大晦日コミケな訳で、今から苦労しそうなのが見えておるのぅ。

 では関白は帰るぞ。


8月22日

 故人の口グセは、「明日からダイエット」でした。
私が関白である


 夕方になり、閑散とした木更津港。隣でやっておった、自衛隊の車でのローリング運転体験も終わってしまった。そもそも港と言っても客船が停まる訳ではないので、辺りには何もない。もう面白い事もないので自衛隊の送迎バスで木更津駅まで戻ろう。ちなみに、近くに海を臨むスパ施設があるらしかったけれども、それはまた次回の楽しみにするとしよう。

 木更津から海ほたる経由のバスで帰る。時間帯に依るかも知れぬが17時半発のはスカスカであった。廃線にならぬ事を祈ろうではないか。

 ちなみにであるが、8/27-28に、幕張メッセでキャラホビ2011が行われる。ここでもアメリカ軍が参加するという情報もあり、我々ミリタリーマニアには見逃せるものではない。
だが、ストライクの声優が来る土曜は夜から隅田川花火大会があり、昼間はハムフェアがある。キャラホビの方は鈴木氏野上氏は取材に行くと言っておるけれども、関白はなかなか難しいのぅ。

 そういえばストライク関係者で、ロフトプラスワンでミリタリーナイトのようなイベントをやろうかという話しもないではない。実現するかどうか、楽しみにしようではないか。

 では関白は帰るぞ。


8月21日

 ことし来なかったら、千三百年、後悔。
私が関白である


 木更津マリンフェスタの話に戻る。
艦船であるから座って休むところもない。臨時で椅子が置かれておるけれども当然に十分な数しかない。そのため毛布が用意されており、それを敷いて座る者もおる。

 しばらくして一日艦長たちの挨拶が始まり、ここで本日何番目のお客への記念品の贈呈があった。搭乗時に名前を聞かれていたのは、危機管理だけではなくここで順番を調べておったのだな。
そしてファッションショーという名の各種制服披露。アスロックランチャーなどの火器のデモも艦長の号令で行われる。勿論体験航海のため弾は抜かれておるし、銃の台座からは銃自体も外されておるのだが、よく考えれば艦長なのだから、不審船が来たらば見事実弾射撃を見せてくれた事であろう。

 そんな事をしておるうちに港へ戻る時間となった。ヘリコプターのデモンストレーション飛行も行われ、我々が乗る艦船の横をすり抜けていく。なかなかの迫力である。

 木更津港に帰着し、我々は船を下りる。
鈴木氏に、声優の二人にと本日の土産である俵屋の水飴を託す。これも金沢土産であり、ゆみゆみに依ればこれで大根アメを作るとノドの薬になっていいらしい。大根アメはよくはちみつで作るらしいのだけれども、はちみつよりもこっちの方がいいらしい。同じ声の仕事をする者同士なにがいいかよく知っておる訳で、そういう心遣いがゆみゆみセレクションの評価を高めておるのである。

 自衛隊のイベントは明日もあるが、一日艦長はあるのはこの日だけである。店じまい気味の各ショップで、アーミーキャップ、そしてリュックを買う。それぞれ500円と1,000円であるから良心価格であるのぅ。

 まだ続きつつでは関白は帰るぞ。


8月20日

 長生きは、いつ始めてもいい。
私が関白である


もももの父「コロの世話はもももとゆみゆみがやっておるので有松が、ケージから出しますとわたくしの方にまっさきに向かってきて顔をペロペロなめるので有松

 多分うまそうであったのだろう。
で、「ペコ」の親が「コロ」というのは既に述べた通りであるが、実は今までどこにも書かなかったけれども関白がnintendogsでプレーしておった際のキャラ名も「コロ」であったのじゃ。そこまで調べて名前を付けたとは、ももも恐るべしと言えよう。

もももの父「実は、先日関白が帰られました後、もももが熱を出してしまいましてございます

 そこまで関白にラブラブとはのう。

もももの父「今回、いきなり予定が繰り上がりまして犬が来たものでありますから、ケージを組み立てるなど大変でありました

 夜泣きもするであろう。親犬の匂いの付いた毛布などを置いておくと、安心して鳴かないと聞くがのぅ。

もももの父「そのあたりはゆみゆみも本を買って勉強しておりまして、夜鳴いても放っておくのがいいらしいのであります

 そのうち慣れるであろうと思いつつでは関白は帰るぞ。


8月19日

 こんな商品が新発売されるくらいなら、あの商品を残してほしかった。
私が関白である


 ちょっとここで、金沢ツアーでの積み残しである。
ももも邸における関白の部屋は一階にあるのだが、この部屋にはエアコンが付いておらぬ。つまり結構暑くなる訳であり、これを扇風機だけで乗り切ったのだが、よく考えれば夏の時期に宿泊した事はなかった。
次回までにエアコンを付けるように検討するがよい。

 そして滞在中の17日深夜。女子ワールドカップ決勝戦が行われる事になった。
もももの父は早々とリアルタイム視聴を諦め、ビデオをセットし、「絶対にどっちが勝ったか言うなで有松!」と言ってベッドルームへ行ってしまった。
関白は前半だけ見て、後はワンセグで音だけ聞こうと階下の部屋で横になる。しかし早朝になるも決着が付かず、遂にPKだという事で再度リビングに上がりテレビを付けた。
起きてきたゆみゆみと共に鑑賞し、日本の勝利にゆみゆみは涙を流し、関白は二度寝するのである。

 それでもももの父はどうなったかと言えば、起きてきて「さぁ見るであります!」と気合いを入れた瞬間、隣のうちから「ワールドカップどっち勝ったがけ?」「日本勝ったわ!」という声が聞こえたらしい。悪い事はできぬものである。

 さてそんなももも邸、犬を飼いだしたらしい。
元々ヨソで生まれた子犬をもらう話があるようだったのだが、それが早まったらしい。と言っても既に生後2-3ヶ月とそれなりのサイズである。その犬はミニチュアダックスフントの「コロ」で、これも勿論もももが名を付けたらしい。
だが犬は毎日の散歩や水やりが必須。ももは朝五時起きで散歩させておるようであるが、いつまで続くかのぅ。

 関白家の犬は「ペコ」と言ったが、その親犬は「コロ」だったのであると言いつつでは関白は帰るぞ。


8月18日

 女の子の登校率が上がると、子どもの死亡率が下がる。
私が関白である


 時間になり、一日艦長の任命式が始まる。
このあたりの話しはこのページでも見ながらだと、もっと雰囲気が掴めるであろう。

 今回一日艦長は、門脇舞以、大橋歩夕、そして木更津市役所の女性職員であった。普段であれば声優なぞ来ない故に倍率も6-7倍くらいのものだと思うのに、今回はえらい上がってしまったものじゃ。そう思って見れば、声優達を撮っておる若者の集団も結構おる。自衛隊もこの集客力に驚いておるであろうから、次回以降はこういう事もやりやすくなろうというものである。なにせ今回は、じえいたんやストライクウィッチーズ関係者の持ち込み企画なのであるからな。

 先に搭乗する一日艦長達。そして後に続く二人のマネージャ。中で、設備の説明を受けておるのであろう。
しばらくして我々の搭乗の時が来た。葉書を持つ者、これから登録する者と列を作る。登場時に改めて名前と年齢を登録するのだが、後でチェックされるのであろうか。実はされるのであるが、それはまた後で述べよう。

 搭乗したやまゆきの中は狭い。元から居住性など関係ない艦艇であるからそういうものなのだが、操船室など色々見せてもらえる。アスロックランチャーも目の前で見る事が出来る。なかなかこういう機会はないからして、皆興味津々であちこち見て回っておったのである。

 さらにして、一日艦長のアナウンスと共に木更津港を出る。ここから一時間ほどの航海が始まるのである。

 では関白は帰るぞ。


8月17日

 明日からでは遅すぎる。
私が関白である


 金沢ツアーの話しばかりやっておったら、日常の方がおろそかになっておった。
今日は、先月行われた木更津マリンフェスタの話しをしよう。木更津港で行われる、自衛隊のイベントであり、メインイベントは護衛艦やまゆきの体験公開であり、我らがストライクウィッチーズの声優が一日艦長となるのである。

 体験航海は事前の申し込みが必要。関白も往復葉書で申し込んだものの、20倍の倍率だったとかで落ちてしまった。だから倍率を上げるなと言っておいたであろう。
なんでも艦艇であるからスペースに余裕がなく、取材さえも最低限に絞っておるらしい。だがそんな事にめげず現地へ行ってみよう。声優達に渡す土産もある。川崎からバスで木更津へ。一時間でJR木更津駅に着く。自衛隊の連絡バスが出ておるはずであったが、はてどこであろう。
だが、如何にもな者について行けば多分目当てのところに行けるはずである。そうしたらば駅の反対側に停まっておった。これで10分足らずで木更津港である。

 木更津港には護衛艦が停泊しておった。
鈴木氏野上氏などと合流し、自衛隊のコンビニなどが出店しておる店や、装備や災害支援の紹介を見て、一日艦長就任式まで時間を潰す。やはり食事を摂る場所がない。地元でおにぎりを買っておいたのは正解であった。

 さて問題の搭乗チケットである。鈴木氏の取り計らいで、ホビージャパン割り当てのチケットに余りがあるという。それをもらう事にした。これで一安心である。

 まだ続きつつでは関白は帰るぞ。


8月16日

 手紙を書くのにかかった時間は、その人を想っている時間です。
私が関白である


 そういう訳で、一月にわたって書いてきた静岡~金沢ツアーが終わった訳である。
このうち静岡は今週末にまた行くのだが、二年ぶりであった金沢ツアーはいつになるのであろう。有力な話しとして、金沢で毎年6月に行われる「百万石まつり」があるが、その前夜祭に提灯行列(子ども提灯太鼓行列)がある。これは金沢市内の小学5-6年生が参加する事となっておるのである。

 夕方、最寄りの小学校に集まり、そこから金沢城あたりまで提灯を携えて歩く。
で、その付き添いにもももの父が行くかというと、「夕方からと言っても仕事が有松!」と言うではないか。

 なんという事であるか

 もももが5年生になるまであと2年。その頃には会社をクビになって家でゴロゴロ邪魔者扱いされておるかも知れぬというのに、これではあまりにもももが不憫であろう。
ここは一発、父兄と言っても過言ではないこの関白が行こうではないか。

ゆみゆみ「そうですぅ

 関白の頃は、父兄は別に全員が来る訳でもなく、むしろ来ない父兄の方が多かったと思うのだが、こういう節目節目で存在感を示していかねばならぬのぅ。

 逆に、あと2年経たないと行かないのかというと、それもどうしたものであろうと思いつつでは関白は帰るぞ。


8月15日

 世界は、キーボードで入力された言葉で動いている。
私が関白である


 金沢ツアーもいよいよ帰路に入った。
帰る道はいつもつまらないものである。だがJTBでは北陸本線は座席指定を勧められたが、特に問題なく席を確保できたのはありがたい。金沢駅で買い込んでおいた酒を、百万石弁当をつまみに飲む。

 越後湯沢に着いた頃には既にまっくら。しかし到着が数分遅れ、乗り継ぎの新幹線が既に満員だったのである。グリーン車のデッキでもいいから急いで乗ってくれと言う駅員。しかしそのデッキも満員という事態であった。
こんな事なら越後湯沢で泊まった方がよかったのか、それとも接続が悪くなるが一本遅らせた方がよかったのか、あるいは高崎あたりで泊まった方がいいのか。そもそも座席指定をいれるべきであったのか。既に動き出した新幹線の中で、そんな事を思うのであった。
結局東京まで行ったものの、どうも乗客は東京に戻る者ばかりのようで、結局東京まで座れんかったのである。こんな事は愛知万博から帰る新幹線以来である。

 最後の最後に疲れて東京へ戻る。
チョコちゃんにご飯をあげ、今回の静岡~金沢ツアーは終わりを迎えたのである。

 では関白は帰るぞ。


8月14日

 海外旅行で残るのは、一生の思い出と、一生使わないであろう小銭。
私が関白である


 コミケのこの週末、ももも邸はどうしておるのであろう。
電話をしてみるともももが出た。声で関白と分かるとは、これも愛なのであろう。

もももの父「関白、我々は長野の温泉に来ております

 なんでも9つの共同浴場があり、はいり放題なのだという。
検索すると、どうもここらしい。関白がコミケで汗を流しておるというのになんという贅沢な事であろう。

 さて昨日のコミケでは、Q&Aレコードのスペースで秘書その2とCD-Rの配布を行った。
Acousticも訪れももものためにとふりかけを置いていった。毎度感心な事である。皆も臣民の手本と思い、積極的に真似るが良い。
ただ、惜しむらくは新作が出なかった事で、次のM3でこそはファンの期待に応えねばならぬと思うのである。なにせ今年は達郎の新作も出たであるしな。

もももの父「達郎は年末に、石川厚生年金会館で演るで有松

 いぬいカルテットも遅れを取るでない。

 では関白は帰るぞ。


8月13日

 この国に迷いがあるかぎり。
私が関白である


 今日はコミケ2日目である。
毎日多忙な関白、コミケもこの日くらいしか来れぬからして、民においては見逃すでないぞよ。

 さて、金沢を発つ時間が近づいてきた。
荷物を宅急便で送らねばならぬのと、土産が足らなそうなので補充せねばならぬのと、毎度気になっておる大友楼の弁当などを買っておこう。
金沢駅の土産物街はかなり充実しておる。ここで金鍔などを追加購入する。チャンカレさきいかもあるではないか。後は芝寿しを買おうと思っておると、もももがどうもだるそうにしておる。なんといってもまだ小学三年生。今日のハードな活動に疲れてしまったのであろう。

 後は夕食の、大友楼の弁当や酒を買うだけである。
もももと握手で別れ、ホームの大友楼の売店へ。だがどうした事であろう。既に全品売り切れで閉店しておるではないか。別のホームにあるもう一店もとうに閉まって人影もない。楽しみにしておったのになんという事であろう。
だが、駅のコンコースのコンビニに、百万石弁当がひとつだけ残っておったのをさっき見ておった。直営なら選択の幅も広いであろうと思ってそこでは買わなかったのだけれども、戻ってみるとしよう。
幸いにしてまだ残っておった。選べないのは面白くないが、幕の内であるからまぁよかろう。だが幕の内で千円とは、昔からだいぶ値上がりしておるのぅ。

 そろそろ終わりに向かいつつでは関白は帰るぞ。


8月12日

 殴り合ったら、同じ色の血が流れた。
私が関白である


 本日よりコミケであるが、この時期、国際展示場駅では来場者向けの広告が多数打たれておる。
駅がアニメまんが類のポスターでいっぱいになるのはコミケ名物と言ってもいい風景であるが、その中に我らがストライクウィッチーズのポスターがあったのも気づいたであろう。
遂に映画公開時期の発表である。という訳で、このほど正式に2012年春というスケジュールが発表された。春と言っても3月から5月まであろうから、春休みなのかゴールデンウィーク合わせなのか。何にしてもエヴァと当たる事だけは避けたいものじゃ。角川の調整力に期待しよう。

もももの父「関白、そういえば今月初めになにかつぶやいておりませんで有松たか?

 何を言っておるのかな。冗談は顔だけにしたまえ。

 さて、コミケ直前情報である。
今回Q&A RECORDSだけの出店となる。販売物は、ストライクウィッチーズカードゲームの新作を計画しておったものの、それは残念ながら落ちてしまった。であるので販売物はない予定なのだが、配布物はあるかも知れぬ。5月のM3で配ったCD-R(DATA)と同じものを予定しておるので、M3でもらい損ねた者は集まるがよいのである。場所は、重ねて言うが

 8月13日(土) 東イ-05a

 である。当日は秘書その2が満面の笑みで皆様をお迎えする事であろう。

 CD-R、焼いておる時間があるかどうかは分からんけどなと言いつつでは関白は帰るぞ。


8月11日

 穏やかな日の、鮮やかな記憶もある。
私が関白である


 ところで福屋製菓なのであるが、どうにも気になって検索をしてみると、Googleマップでは8号線から少し離れた場所にピンが立つ。あれはやはり旧社屋とかで、本当の本社はもうちょっと奥にあるのではないか。
このページも公器と呼ばれておる故、あまりいいかげんな事も書けぬ。ちょっと調べておくとしよう。だがこのエリアはGoogleストリートビューも来ておらぬ未開の地。どこまで情報があるのかのぅ。

 さて園八の次はアイスキャンディーの店。
基本的に和菓子の店のようなのであるが、アイスが名物なのらしい。もももとお揃いのミルクを買ってもらい、車に戻る。金沢の地デジ用の新しい電波塔を見ながら、一旦ももも邸に帰るとしよう。
金沢の電波塔は、石川県で一番最初に建ったUHF局である石川テレビのある観音堂周辺に集まっておる。如何に金沢と言えど、近くで見る電波塔群は大迫力じゃ。しかもすぐ側が住宅街である。スカイツリーみたいに観光地化できぬのは、やはり金沢の寂しさであると言えよう。

 ももも邸に戻る。
見ればもももの父はフーテンの寅さんのディアゴスティーニだかを購読しておるようで、リビングのテーブルに積み重ねられておった。皆もフーテンの寅さんグッズがあれば、彼に渡して寄越すがよいのである。

 そして、そろそろ金沢駅を出発する時間であると言いつつでは関白は帰るぞ。


8月10日

 買うだけで 下がった気になる 血圧計。
私が関白である


 金沢の話に戻る。

もももの父「園八は、あんころ御殿とでも言うべき立派なもので有松

 着いたそこは、確かに立派な建物である。
中に入ってみよう。あんころ以外にも色んなものを売っておるし、軽くお茶も飲めるようである。あんころを土産にしようと思ったものの、「関白、あんころは笹の葉のものも小分けしているものも、当日にお召し上がりいただくようになっております」と言うではないか。

 なんという事であるか

 まぁよい、自分の食べる分だけ笹のを買って帰ろう。
ちなみにあんころ工場はこの裏にあるというではないか。しかも今日見学が出来るという。これは見に行かねばなるまい。
後ろの階段を上がると、上から見下ろすスタイルの見学コースがあった。下では祝日だというのに2-3人の者が作業をしておる。日持ちがせんので休みもないのかのぅ。

 しかし、昔は近くのスーパーでも売っておったあんころ。こんなところで作っておったとしばし感慨にふける。反対側には地元の小学校の生徒と思われる者達からの感謝の声が貼られておる。見学コースに貼らずとも、作業者に見えるところに貼ればいいのではないのか。

 ともかく良いものが見られた。次は近くの、おいしいアイスキャンディーの店へ行こう。

 では関白は帰るぞ。


8月9日

 作り笑いも、年季が入ると作りが見事になるものです。
私が関白である


 ゴーカイイエローを先頭に、ブルー、レッド、シルバー、グリーン、ピンクの順で入ってくる。劇中に登場する衣装のままなのもよい。やはりこの中では小池唯押しである。最近関白はアイドル分が不足しておったが、これで補充できたと言えよう。声優分はそれなりに充填しておったけれどもな。

 皆に印象深いシーンなどを聞き、最後に決めポーズをして退場。時間にして15分ほどであったが、多分すぐ次の劇場へ行くのであろう。それを追いかけるかのように出て行くアラサー以上女性軍。誠にご苦労な事である。
今回の舞台挨拶はゴーカイジャーチームと仮面ライダーオーズチームとに別れ、全国を転々としておるらしい。オーズはオーズでいいのだけれども、華があるのはゴーカイジャーであるのぅ。

もももの父「8日のうえちゃんに、達郎が出るので有松!

 アイアイゲームでおなじみの名髙達郎が出るのであるか。

もももの父「録音してほしいのであります!

 と言ってもしばらく使っておらんかったし、MDラジカセちゃんと動くかのぅ。

 二晩連続食べ放題とは、如何にスマートな関白と言えどキツイのぅと思いつつでは関白は帰るぞ。


8月8日

 薬局で これを買う人を見かけた。つい、鼻を見てしまった。
私が関白である


 金沢ツアーが愉快に続いておるが、それはそれとして最近の話をしばらくしておらんかった。故に近況である。

もももの父「関白、次回のM3に通りましてございます

 うむ、して日程はどんなものであったかな。

もももの父「10月30日で有松!

 なんとアニバーサリーを感じる日程であろう。相川氏の「わかっとるやろうけど、ちゃんと空気読めま」という声が聞こえてくるようである。皆においてはじゅうじゅうこの日に決まった意味を感じ取り、新作の作成に粉骨砕身で当たるがよいのである。

 さて、昨日はゴーカイジャー/仮面ライダーオーズの映画を観てきた。
チネチッタで、出演者による舞台挨拶があるのである。この日のチケットの発売はさかのぼる火曜朝。Webで空席を確認すると既に結構埋まっておるのだが、並びの席でなくて一席とかならそれなりの場所が取れそうである。多分子供連れで来るパターンが多かろうから、一席という余り方もあるのであろう。
ちょっと考えたものの、空いておった真ん中のブロックの最前列を取る事にした。

 そして当日。
席は予約を入れておるのでゆっくり行けばいい。10時半からの上映が終わった後、舞台挨拶があるらしいのである。2D扳版の上映だったのが残念であるけれども、まぁそれも良いものである。
入ってみれば、意外に大きなお友達もおるではないか。ゴーカイピンクがグラドルの小池唯であるのでアイドルファンかも知れぬ。女性の単独客もおるようじゃ。
上映が終わり、ゴーカイジャー出演者による舞台挨拶が始まる。そうしたらこのタイミングで前の空席に、アラサーかそれ以上と思われる女性がどんどん入って来るではないか。
映画には興味がないのか。それとも別の場所での舞台挨拶をハシゴしておるのか。この日のチケットは火曜の夕方には完売になっておったから、いずれにしても入れなかった客がおる事を考えると、いかがなものかと思わざるを得ぬ。

 まだ続きつつ、では関白は帰るぞ。


8月7日

 日本の武器は、平和憲法です。
私が関白である


 手取フィッシュランドを満喫したところで、我々は車に戻る。
これからどこへ行ったものか。調べてみたらば、この近辺には温泉が幾つかあるではないか。

ももも「もも、ひとりではいらないといけない~

 男女七歳にして席を同じゅうせずとはよく言うが、誠に残念である。

もももの父「関白、それではこの近辺を流してまいりましょう。ビーバーへ行ってみるで有松

 もももは既にカピパラさんと一緒に、後ろの座席で横になっておる。
という訳で、通りに見かけたビーバー本社へ行ってみよう。ビーバーと言えば金沢のソウルフード。関白は名月の方が好きであったが、ヒット商品で知られる福屋製菓。さぞや立派な建物なのであろう。

 しかし着いてみてびっくり。小さな町工場といったその外観は、とても有名お菓子を作っておるとは思えぬ。一体どこから出荷し、どこに在庫を持っておるのか。しかししっかりビーバーの看板があるからには、やはりここが本社なのであろう。
見学コースなどあるようにも見えぬし、そもそもこの日は祝日。誰もおらぬようであった。社屋というか工場の周りを見て、次へ行く。

もももの父「次は、あんころでお馴染みの園八へ行くであります!

 うむ、あんころは買って帰らねばならぬと思っておった。
期待に胸を膨らませつつでは関白は帰るぞ。


8月6日

 「ワタシヲ、読ンデ」、その本は言った。
私が関白である


 手取フィッシュランドにはゲームセンターもある。
そうなると大抵あるのがプライズマシーンで、いわゆる掴んで落として取るタイプである。その中でもももの目に留まったのがカピパラさんであった。入賞口に網のフタがしておって、それが上で吊されておる。端はゴムのボールに引っかかっており、クレーンで掴むかなんかしてそれを落とす訳である。
だがこのボールの摩擦力がハンパない。あと少しというところで落ちないのである。このゲームは3回で500円。なんやかんやで2,000円使った時、ようやくカピパラをゲットできた。
持ち帰り用の袋を持ってやってきた店員に聞いてみれば、このゲームは他のに比べて難しいらしい。と言ってももももが気になったものであるから、仕方ないところではある。

 そしてビックリHOUSEに。
外見は家のようで、部屋の中の椅子に安全ベルトを着けて座る、おそらく部屋の壁と椅子とが分かれて上下するみたいなライド形式のアトラクションである。チケット三枚。もももは一人で行くというのを、心配げに見守る我々。
泣いて出てくるかと思ったらそうでもない。一安心して、次へ行く。

 チケットはあと二枚。ここで、最初に入った錯視の家へ行く事にする。
今回はもももと関白のラブラブペア。入ってみて分かったが、これは家自体が傾いておって、傾いてないつもりで内装を作ってある。であるので目で見るのと三半規管が受ける感覚とでズレがあり、それが面白いアトラクションであったのである。であるから、視覚に従い直立しても実際には体は傾いておるから安定は保てぬ。水平に見える溝も、ビー玉を入れれば勢いよく転がっていく。
中は小さな部屋がひとつあるだけなのですぐ見終えられるだが、この感覚を楽しんだり、マイケルジャクソンばりに斜めったりしておれば、それなりに遊べるのである。

 では関白は帰るぞ。


8月5日

 失敗の数だけ、きっと最後は、おいしい人生が焼きあがる。
私が関白である


 まずは、名前は忘れたけれども変な館に行く。
ももも一人で入るという。チケット一枚。もももが入っておる間に横から見てみると、平屋の小さな家のように見えなくない。中はどうなっておるのであろう。
数分してもももが出てくる。「おもしろかった」と言っておったが、多分錯視モノのアトラクションなのであろうと思う。実はここは後でまた入るのである。

 続いて、もももが好きなメリーゴーランド。
チケット二枚だが、ここはラブラブな関白と一緒に乗る。やや恥ずかしいものである。

 一旦建物の中へ。
食堂を通り、奥の方へ。食堂ではいまだ残るアナログテレビが「~あと何日」を大きく映しておった。
上の階がウルトラマンの施設だからか、天井から足を踏み抜いたという設定でウルトラマンの足だけが天井をぶち抜いて出てきておった。ちょっと好感の持てる演出である。

 この中には、観賞魚を中心としたペットショップがある。一部にリスや犬がおるが、やはり魚類中心なのがフィッシュランドたる所以であろう。ドクターフィッシュもおって、お試しで手を入れる事が出来る。普通は足なのだけれども、それはさすがにそこまでは、という事であろうか。

 では関白は帰るぞ。


8月4日

 男が女に惚れるのに歳なんか関係あるかい。
私が関白である


 手取フィッシュランド。
目の前の道路が旧道になってしまった事で、さぞや苦戦したであろうにまだ残っておるとは驚きである。近年ではウルトラマンスタジアムも併設しておるらしいが、時流をキャッチアップしようと努力しておるのであろう。。
早速中に入ってみる。如何にも昭和の遊園地といった趣である。
ちなみに石川県において「遊園地」とは町の公園の事を指す(関白調べ)。テレビや雑誌で見る「遊園地」のイメージとの違いは、修学旅行や上京などを経て、奈良ドリームランド、ディズニーランドなどに触れるまで解消されなかったのだ。

 北陸三県での類似施設には、富山に大川寺遊園があった。だが今となってはそちらも閉園したようで、今やここは北陸唯一のレジャーランドと言っていいかも知れぬ。いや、実は関ヶ原ウォーランド神秘珍々ニコニコ園的なアヤシイ施設は幾つかあるのだけれども、それはまたの機会に述べようか。

 手取フィッシュランドの乗り物はチケット制である。窓口で10枚綴りのチケットを買い、乗り物によって違う枚数を渡して乗るシステムなのである。

もももの父「関白、以前ここの仕事をした際に山ほどもらいましてございます!

 それを持ってくればよかったのぅ。

もももの父「どこかに埋まっておると思うので有松!

 部屋はキチンと片付けておくがよいと言いつつでは関白は帰るぞ。


8月3日

 とまらないサクサク感。
私が関白である


 我々はキッチンユキを出る。
さてこれからどこへ行ったものか。

もももの父「この2日にスケジュールびっしりで行動しました故、今日は余裕が有松

 こっち方面だと辰口の動物園があるが、もももはよく行っておると聞く。
それでは仕方ないので、手取フィッシュランドへ行ってみよう。ここは関白も1-2度しか行った事がない場所であるが、石川県民にとって懐かしの場所である。

 車は旧道を進み、手取川を渡ったその先に手取フィッシュランドがあった。まだ残っておったのも驚きである。他に類似施設がなくて競争がないのか。まぁ、残っておったからこそノスタルジーが味わえるというものである。
施設はというと昭和の遊園地。その名の通り元々は釣り堀や観賞魚販売を中心とした魚のテーマパークのようなものだったのが、観覧車やジェットコースターなど、遊園地的な施設が増えて現在のようになったと思われる。

 時に、この、ちょこちょこ見る金沢ナンバーとはなんであるか?

もももの父「関白、何をおっしゃっておるのですか?

 調べたら数年前に始まったものらしい。バイクじゃあるまいしと思いつつでは関白は帰るぞ。


8月2日

 納得の満腹感。
私が関白である


 うむ。と聞いておったけれども、になったのであるか。
来週から、遂にあの駅に掲示も始まると。いよいよであるな。楽しみにしよう。

もももの父「関白、どなたとお話しをされておりますか

 宇宙の意志と交信しておるのである。

もももの父「そ、そうでありますか。くれぐれもほどほどになさいませ

 キッチンユキ
べーキライスが名物であるという。ではベーキライスとは何か? 簡単に言えば焼き飯であるとの事。では折角なのでそれが入ったメニューを頼んでみよう。

 実は、今日はインデアンカレーやチャンピオンカレーへ行こうかという話もあって、すっかりカレー脳になっておった。この気分はそう簡単に修正できるものではない。関白ともももの父は、ベーキライスの上にカレーがかかったカツカレーを頼む。もももはスパゲティであった。
待っておる間駐車場を見れば、我らが乗ってきたマーチの色違いがやってきた。
我々のが緑なのに対しピンクである。駐車場は幾らも空いておるというのに、わざわざすぐ隣に停めたではないか。珍しい光景であるので、後で写真に残しておこう。

 ちなみにここは金沢カレーの元祖を名乗っておる。その真偽はともかく、チャンピオンカレーとよく似た味であったと思いつつでは関白は帰るぞ。


8月1日

 機内に危険物は持ち込めません! いかしゅうまいは、持ち込めます!
私が関白である


 アテにしておったパン屋が休みではどうしようか。

もももの父「関白、中華のチューが有松

 聞けばチューはフランチャイズではなくのれん分け制で、どこかで修行した者がのれん分けをしてもらって新しい店を出すのだという。まるでラーメン二郎のようなものであるが、二郎は三田の本店を頂点に、弟子が弟子を作り、という風に広がっておる。そのため、誰のところで修行したかで味が変わるという。

もももの父「わたくしチューを全店制覇しまして、あるところのチャーハンを食した際に修行した店を当てた事もあるのであります

 まぁチューでもいいのだがな。

もももの父「インデアンカレーは油ぎっておりますので今日は止めておきまして、キッチンユキはいかがでありましょうか

 では、そこにするとしよう。ももにも食べられるものがあろう。
野々市方面へ車は走る。松任の方にはサントスの本店もあったはずであるが、沿線には見えぬ。立派な建物であったけれども、取り壊してしまったのかのぅ。

 赤青黄の、どこかの学会カラーに彩られたアピタ松任店の向かいに、キッチンユキがあった。
そういえばその学会の、立派な建物もすぐ隣にあったのぅと思い返しつつでは関白は帰るぞ。