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どの日に突っ込む? 突っ込みの言葉


■ 2010年 先月 来月

5月31日

 無秩序無法地帯。
私が関白である


 関白邸の隣に猫の親子が住み着いた件であるが、仕方なく餌をやっておる毎日である。
子猫がいるからとか、餌をやらねばゴミ集積所から色々持ってくるからとかであるが、しかしずっとこのままという訳にもいかんであろう。
どうしたものであるかのぅ。

いぬしん「関白、うちのも犬猫好きであります

 うむ、ちなみにその「」とは、物の例えとかそういう事であるか?

いぬしん「内縁の妻と思っていただければ

 なんという事であるか

いぬしん「ちなみに夏頃に新居に移る予定で選定を進めております。畝田もその候補地であります

 この事が知れ渡ったならば、大勢のファンが嘆く事であろう。

いぬしん「来週くらいに、一緒に東京方面へご挨拶に行く予定であります

 ではその時にでも、ゆっくり話を聞くとしよう。

 驚きのニュースを伝えつつもでは関白は帰るぞ。


5月30日

 関白80年 さらなる未来へ。
私が関白である


 iPad受け取りの話をここで追加しておくと、サインでいいかとドライバーに言うと、「関白、これはハンコが欲しいのであります」という。iPadを宅急便で受け取った者なら分かる通り、箱に金色のヤマトのシールが貼られておったと思うが、これがVIP荷物という事を表しておる。扱いは丁寧に、かつ受け取りはサインではダメ、という事が決められておるらしい。

 さてiBookにiPadを繋ぐも、iTunesがiPadを認識せぬ
iTunesバージョン9.1だから古いのかと思い9.1.1に上げてみる。ダウンロードしてインストール、しかも今やロートルのPowerPC G4 800Mであるから少々時間がかかるのであるが、さあこれでと思い繋ぐも、なんと「iPadはOS 10.5以上で使え」というメッセージが出たではないか。

 なんという事であるか

 このiBookは、OSが10.4でこれ以上あげられぬのである。
しかし10.5以上を要求するのではしょうがない。サーバルームにあるMacBookがOS 10.6.3であるから、そっちにライブラリを収めたHDを繋いでみよう。
MacBookのiTunesからライブラリの場所を指定するも、一覧に曲名が出てこない。アップルに電話すると、「ライブラリに読み込む」手続きが必要であるという。それではとその操作をするも、実は一曲一曲を順番に登録しているようで、何時間もかかりそうじゃ。

 これではいつまで経ってもiPadが使えぬ。
どうせアクティベーションだけの話であるから、一回だけWindows機に繋いでみる事にしよう。するとすぐにアクティベーションが終わり、無事iPadのホーム画面が表示された。

 正式な母艦となったMacBookに繋げばまたシンクロが始まるのであるが、まぁそれはいいとしよう。
ともかくこれでiPadが一応は使える事になった。早速無線LANを設定し、iWorkのアプリ三本を落とし、環境を整えていくとしよう。

 では関白は帰るぞ。


5月29日

 関白は、ここまで裸眼に近づいた。
私が関白である


 関西ツアーが愉快に続いておるが、それはそれとして昨日はiPadの発売日であった。
日本列島は大騒ぎであったと思うが、関白もAppleStoreに発注しておいたものが届く日でもあった。

 まず発売日前日の27日の朝に、出荷しましたというメールが届く。ひょっとしたら前日に届くのやもと思いステータスの監視を続けるも、27日の夕方、新東京ベース店から荷物が動かなくなった。ここが「配達店」となっておるのだが、しかしここは仕分けをする場所であるらしい。
配達店と言えば通常はそこから配達されるだけの話となるのだけれども、関白邸エリアならば矢口センタとなっておらねばおかしい。結局フライング到着はせず、当日朝になり、顔なじみのドライバーに聞いてみる。

ドライバー「関白、朝の荷物にはありませんでございました!

 もう配達店に着いておる事になっておるのだが、今回それが新東京ベース店となっておるのじゃ。

ドライバー「どこからの荷物でありますか?

 AppleStoreからもたらされるiPadである。

ドライバー「関白、iPadは午後の便で到着と通達が来ております!

 なんという事であるか

 ネット情報でも、午後二時以降でないと渡せない契約だ、みたいな話も出ておる。
リアル店舗に並んだ者なら朝八時から買えるというのに、こういう格差付けはいかがなものであろうか。仕方なく洗濯を先に済ませ、荷物の到着を待つ。

 すると、13時半前になって、ヤマトのドライバーから電話が入っておった。
なんであろう。コールバックしてみると「関白、届きましてございます!!」の報であった。ちょっと時間が早かったが、確認してみると、午後の便で届くという事だけで、それ以上の事は言われておらんらしい。

 ともかく届いたのはいい事である。
電源を入れると、iPhoneやiPod touchと同じ、「iTunesに繋げ」画面が出るだけじゃ。早速、いつも母艦にしておるiBookに繋いで見よう。

 しかしまだまだ問題はあったのじゃと言いつつでは関白は帰るぞ。


5月28日

 男は船 女は港。
私が関白である


 ここで、大阪の写真を何点か見てみよう。
賑わう新世界、観光写真のような通天閣周辺(写真1写真2)、スパワールド入り口前、スパワールドのプレート、ワッハ上方のステージ、である。

 さて通天閣足もとの銭湯には、何と貼られておったのであろうか。
実はホモ行為は一切お断りします」と書かれてあったのじゃ
これは、入る銭湯の選択を間違えてしまったのか、それとも大阪は全部こうなのか。そもそもホモ行為とは何で、じゃあレズ行為はいいのか、女風呂には貼られていないのか、など、色々な事が一瞬で頭を駆け巡るのである。

 まぁ、見なかった事にすればいいとしても、そんな事が書いてあるとつい他の入浴客の挙動が気になってしまう。むしろ疑いを招く事になってしまうのではないか。なかなか困ったものである。
風呂自体はそこそこ広くて良いが、露天風呂は住宅地の中にあるだけに、周辺の住宅からは丸見えじゃ。それもちょっと気になるところである。
ともかく風呂から上がり、一服して銭湯を出る。ワンコインとあってもシャンプー、リンスや石鹸は別に買った為600円くらいであったとメモしておこう。

 さて先日も書いたが、ここ新世界では仮面ライダーWのロケが行われた。
折角なのでその場所を探してみよう。多分住宅地側だと思うのであるが、一体どこなのであろうか。ひょっとしたら昨今の特撮番組お得意の合成で、ロケ地が存在せんのであるまいか。いや、そっちの方がロケより面倒かも知れぬ。

 そう思って歩き回っていたら、遂にその場所を発見したのであると言いつつでは関白は帰るぞ。


5月27日

 成分の一部が沈殿することがあります。
私が関白である


 実はここ数日は誕生日ラッシュであって、コードネームも交えて書くと23日から順に秘書その1、めぐめぐ、居候、そしてゆみゆみと連日である。さらに30日は美人売り子の誕生日もあり、ゴールデンウィークならぬバースデーウィークという訳で、まったく金が幾らあっても足らぬ。

 そんな中、いま日比谷公園ではオクトーバーフェストというイベントが行われておる。元々はドイツのお祭りで、関白が10月に生誕した事を現地で祝っておったものが、お膝元の日本では「10月まで待ち切れんぞいや」という声が上がったため、それら民の要望を満たすために、この時期日比谷公園で祝われておるものである。
主役である関白も先日赴いたが、中ジョッキくらいの量のビール一杯千五百円(さらにグラスのデポジット千円)となかなかいいお値段である。昼間だし飯くって時間があいておらんかったので、一杯飲んだらもう腹一杯になりとっとと帰ってきたのであるが、軍資金とヒマのある時に再度行ってきたいものではあるのぅ。

 さて大阪の話に戻り、通天閣足もとの銭湯に入る。
ここは露天風呂から通天閣が見えるというのが売りになっておるらしい。通天閣のエリアは、通天閣を境にして住宅地と商業地が綺麗に分かれるという不思議な場所じゃ。そしてこの銭湯は住宅地エリアにあるのである。
入ればそこは昔ながらの銭湯という感じであったけれども、ただ違うと言えば椅子がなく、作り付けのタイルのベンチのようになっておったのがいささか奇妙であった。大阪の銭湯はこうなのであろうか。
そして、もうひとつ決定的に違う点があった。というのは、浴室に張り紙が幾つか貼られておったのだが、問題はその文面なのである。

 ..とまた引っ張りつつでは関白は帰るぞ。


5月26日

 四季を通じて太陽と海のリゾートへ!
私が関白である


 通天閣の足下には王将があった。もももの父は最初勧めておったのだけれども、折角新世界におるのであるから、新世界らしいところに入ってみよう。
という訳でこの定食屋に決まるまでに、もももの父はやれお好み焼きは嫌だとか大阪の寿司は食べるもんじゃないとか関白を困らせておったのだが、新世界にあって素朴な感じもする店が見つかった。お値段も安そうなので入ってみる事にしよう。

 入ってみると確かに安い。
関白はきつね丼350円にハイサワーを付け、もももの父はかやくごはんにシチューとした。なかなかにリーズナブルな店である。検索してみると、実はあちこち引っかかる。隠れた名店なのやも知れぬのぅ。
しかしこのシチュー、よくイメージする白くてややとろみのあるものとは違うようである。

もももの父「関白、これは粉シチューでありまして、しっかりシチューの味はするので有松!

 検索ページを見ると、このシチューは名物らしい。
意外にいい店を見つけてしまったものである。次回も来て、今度はシチューを味わってみるとしよう。

 さて食事の後、もももの父はまだ中古レコード屋巡りを続けるという。
という訳で、関白とはここで別行動じゃ。新世界を見て回るとしよう。今日関白は帰京予定ではあるが、戻りが遅いのでどこかで風呂へ入っておきたい。昨日行ったスパワールドもすぐ近くにあるが、同じところへ続けていくのも芸がない。ふと見れば、通天閣の足下に銭湯があるではないか。ワンコインセール中だというので、今日はそこへ行くとしよう。

 それにしても通天閣は、展望台への行列が出来ておる。東京タワーも大賑わいであったけれども、タワーブームでも起きておるのであろうか。

 なんて事を言いつつでは関白は帰るぞ。


5月25日

 生え際の魔術師。
私が関白である


 中だるみが続いておった仮面ライダーWであるが、遂にウェザーが倒され、ストーリー的にも大きな転換期を迎える事となった。ウェザーはライダー側のライバルとして終盤まで生き残ると思っておったけれども、ここへ来て意外な脇役交代である。
しかしこれで、仮面ライダーアクセルは文字通り過去を「振り切った」事となり、さらに冴子が園咲家から離れた事で、新しい対立軸は「園咲家 vs 仮面ライダー vs 園咲冴子」の三角関係となった。

 ここでシュラウドは、仮面ライダー勢を使い園咲家への復讐を遂げようとする存在、おそらく園咲母、である事が(ほぼ)明らかになり、若菜は敵とも知らずフィリップに想いを寄せておるし、この辺りの展開も見逃せぬ。そういえば霧彦の最後の回以来、彼女は変身しておらぬのぅ。どういう事であるかのぅ。
夏にはまた映画をやると思われるので、それも楽しみにしよう。

 さてその仮面ライダーWと言えば、4/11放送分の、大阪は新世界ロケが記憶に新しい。
もももの父と日本橋を巡りつつも、どこかで飯を食おうという話になり、地図を見れば新世界が徒歩圏であると分かる。それではそこへ行ってみるとしよう。
それにしても今日はよく歩く日である。この頃気温も上昇を続け、日本橋の裏通りのメイドたこ焼き屋台も暑そうであったのぅ。

 ゴールデンウィーク中であるからか、新世界は結構な人出である。
さてどこで飯を食べたものであろう。そうしたところ定食屋のような店が目に入った。ここに入ってみるとしようぞ。

 では関白は帰るぞ。


5月24日

 目つぶりお知らせ機能付き。
私が関白である


 久しぶりに関西ツアーの話に戻る。
心斎橋を抜け、ナンパ橋こと戎橋に出る。長い間工事をしておったような気がするが、それが終わったからか箸の形も若干変わり、脇に、川を眺める側道のような出っ張りが設けられた。川の両サイドも綺麗に整備され、ちょっといい感じになっておる。以前のようなドブ川のイメージも大きく減っておった。
ちなみに近年、閉店してくいだおれ太郎の行方が注目を集めた「くいだおれ」であるけれども、一階の前にワゴンが並べられ、お土産ショップになっておった。
さてこれからどこへ行ったものであろうか。

もももの父「関白、グリコとかに道楽の看板を撮った後は、法善寺横町へ行くで有松

 歌に唄われた法善寺横町とは、こんなとこにあったのであるか。

もももの父「大人の観光スポットであります。ささ、ここで関白のお写真を撮るであります!

 君も多分、目にハートマークを浮かべたゆみゆみから「関白さんの写真を撮ってきてぇ~!」と言われておるのであろうけれども、事務所から写真に撮られるなと言われておるのでのぅ。残念だったであるな。

 551蓬莱の本店でアイスキャンディーを買い求めつつ、日本橋へ向かう。
秋葉原よりもずっと中古レコード屋が多くあるのは土地柄であろうか。

もももの父「関白、この店は日の光が差し込んでおりまして、ジャケットが黄ばんでおりまする

 神保町の古本屋街など、西日を嫌って通りの片側にしか店がなかったりするのであるが、中古レコード屋にはそういう意識は少ないのであろうか。

 などと言いつつでは関白は帰るぞ。


5月23日

 空をゆく 夢がわく。
私が関白である


 関西ツアーが愉快に続いておるが、それはそれとして、よく考えたら、このページも5月で九周年を迎えておる。
こんなに長く続くとは誰もが予想し得なかったかも知れぬが、これもひとえに関白のたゆまぬ努力の成果であり、如何に関白の意志が強固であるかという事をも示しておる。

もももの父「遂に来年は十周年で有松!

秘書その4「関白、来年は大々的にお祝いするザマス!

 うむ、例えば日比谷公園を借り切って「関白パーク」なぞ催すのもいいかも知れぬ。
ここに集う民においても今のうちからアイデア出しなどに務め、準備しておくがよい。

もももの父「ブロクがメジャーになる前より始まり、しかもブログに移行しておりませんのも驚きであります

 これが老舗の味というものじゃ。

 さてこの週末、関白は下田に来ておる。
宿泊は下田プリンス、略して下プリである。夜の黒船と呼ばれておる関白、日々美女にベッドの上で開国を迫っておる事は皆もよく知っておる事であろうが、それはともかく日頃の慰労も兼ねて下々と共に赴いたのである。

 その話は、気分が向けばやるぞよと言いつつでは関白は帰るぞ。


5月22日

 My first Kanpaku.
私が関白である


 関西ツアーが愉快に続いておるが、それはそれとして関白邸の横に居を構えておる猫一家であるが、あるゴミ回収日の朝、彼女らの辺りにビニール袋や何やらが散乱しておるのが見えた。要するにゴミあさりしておったようなのであるけれども、どうもハエが多くおる。よく見れば生の鶏肉、それも結構大きいものや、鯖の味噌煮のほぼ丸ごとなどがあるではないか。自分の体ほどの大きさのものを引きずってきておるとは母の愛なのか何なのか、それでも全部食べてくれるならまだいいけれども、そのほとんどが手つかずで残っておる。
このままでは腐って臭いがえらい事になるであろうから泣く泣くその辺りの片付けをしたのであるが、せめて巣立つまでは関白が餌をやっておかねばならぬのであろうか。
ここに集う猫飼いの民より、よい情報が寄せられる事を期待するものである。

 さて昨日はもももの父が上京して来たのであるが、そこで決まった重要な事だけここに集う民に先に伝えておくと、秘書その4のCDデビューが内定した。
おしまい」に収められた関白の歌声に感動したのであろう秘書その4が遂に決心したようで、これからアク・トシカツが詞を書き、いぬしんが曲を付ける運びとなる。秘書その4と言えば、ここに集う民であれば知らぬ者はおらぬほどのメジャーネームであり、本人を見た者は同じ歌姫である谷村奈南をもしのぐと言われるそのボディーに驚愕した事であろう。
しかも久しぶりのいぬいカルテットの新曲となる訳で、皆の期待も高まる事であろう。

 ちなみにその次は、6年半後のもももデビューまでないとも噂されておると言いつつでは関白は帰るぞ。


5月21日

 関白の企業理念は「共生」です。
私が関白である


 関白、スキャナを使う用事があり、以前買ったD1250U2を出してきた。
そうしたらどうであろう、最近のOSには対応しておらんかったのである。新しいものでもVista 32bitであり、Mac OSなぞ最初から対応する気もないほどであった。
これにはちょっと驚いた。要するに関白邸開発室のVista 64bitには対応しておらぬという訳じゃ。キヤノンに聞いてみると、「関白、製造中止からしばらく経っておりますし、ドライバを出す重要度が高くないと判断したのであります」というではないか。
では手元のD1250U2はどうしろというのか。まだまだ使えるのに捨てろというのか。それもなかなかエコでない話である。もしかしてキヤノンは環境保護に手が回らない、熱心ではない企業なのかも知れぬと思ったが、しかしこのようなページもあった。

 新しい製品に置き換え続ける事こそが、キヤノンにおけるエコという訳であろうか。近年のキヤノンのトラブルを見ても、御手洗君は関白が尊敬し得ぬ経営者である事は間違いない。ここで厳しく叱咤しておくものである。

 まだ、古い機種を下取りしますとか技術資料を出しますので後はよろしくとかいうのであれば許さぬではないが、あの会社にも困ったものであるのぅ。

 さて本日はもももの父が上京してくる日である。
新橋で待ち合わせ、立ち飲みでも行こうか。

もももの父「関白、わたくし腰を悪くしておりまして、立って飲むのは辛うございますで有松

 なんという事であるか

 日頃の鍛え方が足らぬ。
そんな事であるからもももの兄弟が出来ぬのである。多分ゆみゆみも不満げにしておる事であろう。

 しかし心優しい関白、遠慮無く相談には乗るであるぞよと言いつつでは関白は帰るぞ。


5月20日

 なかなか買えない 幻の関白。
私が関白である


 いよいよ関西ツアーの最終日である。
この日も宿の飯を食う。よくあるバイキング形式であるが、こういう朝バイキングメニューの内訳は大体日本中どこへ行っても同じようなものが出てくる。料金も大体千円くらいであるが、どこかでまとめて作って納めておるのであろうか。
しかし味付け海苔がなかったのは関白的には残念であった。京都の宿にはあったというのにのぅ。

 続いて、宿付近の、ちょっと曰くのある場所を見学し、その後大阪駅に向かう。今日はもももの父と会うのである。
もももの父は、心斎橋から日本橋までに点在する中古レコード屋に行きたいという。毎度毎度ご苦労な事であるが、関白は帰りの新幹線切符が京都からの為、夕方には京都に向かわねばならぬ。となれば荷物は大阪駅に預けた方がいいであろう、という訳での大阪駅集合なのである。

 乗り換えに都合いいというロッカーまでもももの父が案内する。さすがは昔住んでおっただけの事はあろう。
そして地下鉄で心斎橋へ向かう。関白はプリペイドを買ってあるから改札は残額の限りスルーであるが、今後関西に来る機会が増えるかも知れぬので、PiTaPaを入手しておこうと心に決める。新たにカードを作るのも面倒なので、持っておるカードの中で唯一PiTaPaを発行してくれるUCカードのやつを申し込むとしよう。

 心斎橋に来ると、東京でも人気のクリスピー・クリーム・ドーナツか何かが新しくできたという。
そんな歓迎はいらぬが、行列が長く続いておる。大阪の者は、もうちょっと物の真価を見極めて行動するものだと思っておったので、この長蛇の列はちょっとした驚きである。

 時期柄地方からの観光客が多いのであるかのぅと思いつつでは関白は帰るぞ。


5月19日

 walk with you.
私が関白である


 久しぶりに大阪の話に戻る。
旭堂南半球氏が言うには、これから皆で狗肉を食べに行くという。

 なんという事であるか

 その店は非常にコストパフォーマンスがいいというのであるが、しかし狗肉と言えば犬肉、関白が食べられるはずがないではないか。そもそも犬と言えば人に次いで頭がいいという動物、そんな犬を食うなどと言う野蛮行為、人非人行為は許されたものではない。

フーさん「そもそも『羊頭狗肉』とは、犬肉のおいしさを知らしめるため、敢えて羊の頭を店頭に掲げ食べさせたのであります

 それはそれとして食せるものではない故、同席はするが他の物をちょっとだけ食して帰る事にしようか。
皆が犬鍋を食しようとする前に、関白は離脱して宿に行く。今回は二泊三日なれど、二泊とも宿が違うのでこれからチェックインなのである。宿に着いた時点で大体22時くらいであった。
二泊目の宿は谷町四丁目のアパヴィラホテル。2006年に泊まった場所でもある。ここの地下にも大浴場があるので、昼にスパワールドに行っておきながらも、一応つかるだけつかる事にしよう。

 しかしここまでで、ようやく今回のツアーの二日目終わりまで来た。
最後まで書けるのは、今月末頃になってしまうであろうかのぅ。

 では関白は帰るぞ。


5月18日

 日本の名水百選。大田区矢口の天然水。
私が関白である


 関西ツアーが愉快に続いておるが、それはそれとして昨年、矢口にも立ち飲みができた
場所を突き止めた後、何度か前を通るもいつも満員であったためなかなか入れなかったのだが、先日の土曜にようやく入る事が出来た。なんと飲み物はほとんど二百円、しかも種類もホッピーから抹茶ミルクサワーに至るまで、多く取り揃えられておる。
つまみは相対的に少ないものの、この日は枝豆、キムチもやし、切り干し大根が各100円からなど、お得メニューも取り揃えられておる。関白はビール、コーラボール、トマトハイ、魚肉ソーセージ、キムチもやし、焼鳥モモ、たこ焼き串、ミニピザ、柿ピーを食した。締めて幾らになったと思うであろうか。なんと1,200円だったのじゃ

 なかなかやる店である。混んでいるのもよく分かろうものじゃ。しかも開店時間が、17時から朝の9時までであるという。環八沿いではあるが、いや環八沿いであるからこそ、こんな場所でそんな時間まで開けておいて客が来るのであろうか。
関白がこの店に行くには駅から反対方向に行かねばならぬのが問題ではあるが、以後贔屓にするとしようぞ。問題は、矢口にはここくらいしか立ち飲みがなく、誰かを誘うとしても河岸を変える事が難しいのである。

 最新のももも情報である。

もももの父「習い事をさせようと思うので有松が、ピアノとかどうかとも思いましたが、わたくしもゆみゆみもそろばんをやっておりまして、もももも興味を持っておるのであります

 君がそろばんをやっておったとは初耳である。

もももの父「しかも二級であります!

 君の場合、リズムセクションとしてのそろばんではないのか。
それなら二級というのも分かろうというものじゃ。

 では関白は帰るぞ。


5月17日

 汗に強い夏の関白。
私が関白である


 昨今猫人口が増えておる関白の地元であるが、最近関白邸の横に猫の親子が住み着くようになった。
スチール物置の下の隙間で寝ておるようで、まだ生まれてそう間もない二匹の子猫が、親猫に守られながら過ごしておるのを見るのは心安らぐものである。

いぬしん「関白、今はちょうど子育ての季節であります

 子猫が巣立つまで、餌でもやりたいものであるのぅ。

いぬしん「カリカリでいいと思います。下手にいい餌をやると、以後それよりグレードの落ちる餌は食べてくれなくなるのであります

 早速、100円ショップでカリカリを買ってきたのである。

いぬしん「あまり構いますと、部屋まで入ってきてしまうであります

 館に住み着かれても、それはそれで困るのぅ。

いぬしん「そうなりますと、あちこちに粗相されたりしまして、うちも先日やってきた婦女子に『なんて汚い部屋やいね!』と言われましてございます

 猫で部屋に誘っておきながら、なんという詰めの甘い事であるか
君は何の為に猫を飼っておるのであろうかと叱責しつつでは関白は帰るぞ。


5月16日

 空よりも高く、海よりも深く。
私が関白である


 大阪の話に戻る。
ワッハ上方と言えば、家賃が高額のために閉鎖/移転されるという話もあった。しかしそれは「とりあえず保留」となったようで、無事まだここにあるのである。
さて本日の講談師は旭堂南半球。ここでピンと来た者もおるかも知れぬが、機動戦士ガンダムを題材にした「ガンダム講談」で知られる事になった彼である。確かに彼の着物の紋はジオン公国のものであったのじゃ。
上記リンクにYoutubeもあるゆえ、どういうものかは実際に見て欲しい。ただ問題はガンダムを知らんとさっぱり分からん為、その知識のない若年者に講談への興味を持たせるまでには至らぬのが残念じゃ。
しかし講談のネタとしてガンダムを取り上げたのは画期的であり、今後も精進してくれる事を望むものである。

 だがこの日はガンダム講談ではなく第二次世界大戦講談、史実を昔話として楽しむ事ができる。
受付ではフーさんのお友達価格、千円で関白も入れてもらう。直後に気づいたが、その受付のお兄ちゃんが旭堂南半球氏その人であったのじゃ。本日は受付から何から一人とは、大変な事である。

 新作3本で一時間半の時間を楽しく過ごす。この時間、既にワッハ上方の展示室は閉まっており、受付のお姉ちゃん二人は上演中は展示室の長いすにずっと座って待っておった。多分閉館まで残業しておるのであろうが、どうせなら一緒に観ておればいいのにのぅ。

 楽しい時が終わり、旭堂南半球氏の提案で、これから皆で食事でも行くという。
しかしそこで、彼から驚くべき言葉が発せられたのである。

 では関白は帰るぞ。


5月15日

 地肌よろこぶヘッドスパ。
私が関白である


 iPadを注文したはいいが、ケースとかキーボードとかの純正のオプションを買おうとすると、これがヨドバシなどでは扱っておらぬ。今のところアップルストアでしか予約できぬのだが、何かまたおかしな事が起こっておるのかのぅ。

 いい加減書いとかないと古い話になってしまうので書いておくが、先週の金曜はさる授業に潜るべく日吉の慶應義塾大学大学院に赴いた。関白を師と慕うS准教授の授業に出席する為である。
KMD(慶應メディアデザイン研究科)と呼ばれるその大学院、マイクロソフト株式会社元社長の古川氏も教授として就任した事でも知られておるが、それに加えてS准教授のこの授業、実はある事で注目されておる。

 それは講師自身が毎回コスプレをして授業をすると言うのである。
内容的には「ポップカルチャー概論」という訳で、アニメ、ゲーム、など含めたサブカルチャーを語るというもので、ここに集う民であれば受けてみたいと思わせるものであろう。こういう言い方も何ではあるが、専門学校とかレベルの低めの大学で、学生に迎合せんかのような題材としてのポップカルチャーをやる事はあっても、それを逆に慶應でやるとは面白い。実際聞いておってもなかなかよく調べてあり、どこへ出しても面白い授業ではないかと思う。

 今回、S准教授からも「本業の方が聴講に来られるのは緊張しました!」と言われたのではあるが、この関白もKMDから特別講師として呼ばれれば、及ばずながら行かねばならんであるかのぅ。

 これも、先行者の義務であると思いつつでは関白は帰るぞ。


5月14日

 革命的で魔法のようなデバイス。しかも、信じられない価格で。
私が関白である


 その串カツ屋とは、実はこのページでも2003年の5月26日に載せておった。店主がいちいち失礼な言動をする店であったのじゃ。この店にまた来てしまったのである
実はジャンジャン横町を通るに、あの店が潰れておらんか潰れておらんかと思っておったのだがな。

 しかし七年経ち成長した関白、多少の店長の粗暴な言動も、彼の幼さ故と思い許せる度量もできた。彼にしても過去を悔いて態度を改めておるやも知れぬ。今日のところは黙って座って食してみるとしよう。しかしいつでも鉄槌を食らわせられるように、気を緩めずにおろう。

 それにしても、7年の歳月が経っても店主は相変わらずの態度であった。
フーさんは馴染みのようであり、しばらく店に来ておらぬ事を早速なじられておった。災難であるな。

フーさん「関白、この店は『ツンデレ』を売りにしておるに違いないのであります

 なんという事であるか

 そういうキャラ付けをしておるのであるか。
しかしツンはいいとしても、デレはどこにあるのか?

フーさん「それは、注文するときにちょっとだけニコッとするのであります

 それもどんなもんであるかのぅ。
ちなみに壁には「一人7本以上食べろ」と書いてある。これもまたどういう事なのであろうか。何本食おうと勝手なのではないか。それが嫌なら来なければいいという事ではあるが、食べるに条件付けられて快い客はおらん。

 では関白は帰るぞ。


5月13日

 果実の贅沢。
私が関白である


 natural beauty basicである。
我らがパー子達の出たCMが3-4月にかけて流れた事で知られるようになったブランドであるが、このPerfume着用モデルが、いつも売り切れで入手する事ができんかった。他のはともかくとしてあーちゃんのワンピースが入手難であった。Sサイズの在庫があるのは一瞬見たのだけれども、それ以外のサイズが幻の商品となっておった。あーちゃん人気恐るべしである。
しかしこの日、M/Lの在庫がそれぞれ"1"になっておった。この機を逃しては入手の機会がない。既にあーちゃんモデルワンピース以外はほとんど取り扱いが終了しておるようで、着られる季節的な事を考え合わせても本当に最後の機会と思われた。秋にまたいい具合の気候にはなるであろうが、こういうのは流行りもあるでな。
大体にしてサイトもとうに夏モデルの広告に入れ替わっておるし、Perfumeの契約も切れておるのかサイト上に彼女らの写真もない。これはもうポチるしかない。問題は誰に着せたものかという事であるがな。

 さて大阪の話に戻るが、ワッハ上方の前に軽く腹ごしらえをしておこう。
スパワールドの隣は、じゃりんこチエでも知られるジャンジャン横町、新世界である。ここにマイミクのフーさんお勧めの串カツ屋があるというではないか。期待に胸高鳴る事である。
昨今串カツがブームなのか、人気店らしい前には長蛇の列ができておる。関白らは、このあたりの串カツ屋の味に大差がない事、並んでまで食べる差はない事を知っておるので、フーさんの案内されるままに目的の店へ急ぐ。
確かに並んではおらん。席も空いておるので着席する。しかしこの店にはどうも覚えがある。それが確信に変わるのは、店主の応対を見てしばらくであった。

 ところで「マイミクのフーさん」と呼んではおるが、正確にはマイミクではないのじゃなと思いつつでは関白は帰るぞ。


5月12日

 飲むだけ即効実感。
私が関白である


 大阪ツアーが愉快に続いておるが、それはそれとして世の話題はiPadの予約で持ちきりである。電子の勇者と呼ばれた関白も、予約が開始された10日に、iPad WiFi 32Gをついカッとなって予約してしまった。
大枚六万弱の、高額な買い物である。しかしそんな関白を一体誰が責められようか。
どこで買おうか迷ったが、ヨドバシに聞いてみたら、「発売日である28日当日に手に入るか分からない」「ポイントも、付くかどうかは今わからない」というナイナイづくしであった為、面倒になりAppleストアオンラインで申し込みをした。店頭は混雑しておったらしいので、これが正解であったかも知れぬ。

 そしてイーモバイルのプリペイド(EMチャージ)である。
関白、ひょんなところからEMoneを入手したのだが、この機種がまた、USIMがささっておらぬとワンセグや無線LANさえ使う事ができぬ。..であるのでEMoneユーザが回線を解約すると、自動的にEMチャージのUSIMが送られて来たりするのである。
ではどうやったらEMチャージのプリペイドUSIMだけを発行してもらえるのであろう。聞けばイーモバイルにプリペイドで使用したい端末のIMEIを伝えれば、申込用紙が送られてくる。但しここで、その利用したい端末が過去に強制解約をくらっておったりすると申込用紙もくれないし、複数枚同時申し込みも審査によってははねられてしまう事もあるという。

 しかしそこを乗り越えれば、晴れてプリペイドUSIMが手に入る。今ならばカード発行料もタダなら、なんと三千円分のチャージがなされて送られて来るというではないか。
使わずにいると一月くらいで消滅するらしいのだが、これは耳寄りな情報ではないか。関白は既に月極で五千円払ってD25HWを使っておるので、敢えて別に端末を運用する必要性は少ないのであるけれども、手元のEMoneに試しに挿すくらいには便利に使えそうである。

 今日もおトク情報を伝えつつでは関白は帰るぞ。


5月11日

 電解水で衣類を除菌。
私が関白である


 果たしてトムヤムクン風呂とは、どうもレモングラスが入っておるだけのようであった。
だったら別にトムヤムクンとか言わなくてもいいような気もするものの、確かに本当にトムヤムクン鍋だったら入っておられんしのぅと思う次第である。

 さて、スパワールドの屋上階にはプールがある。水着も500円ほどで借りられるらしく、折角なので入ってみるとしようか。
上がってみればそこは流れるプール、そして見上げればウォータースライダーがあった。なるほど普通のプールでは皆がまちまちな方向に泳いで大変なので、流れるプールというのはいいアイデアじゃ。一応脇道に流れないゾーンもあるのでこれでいいであろう。ちなみにウォータースライダーは、ひとすべり300円とか500円であった。

 久しぶりの水泳を堪能した後また風呂に戻り、次はフーさんお勧めの講談を観に行く。
何故講談なのか。それは今日のが第二次世界大戦を取り上げたものであるからじゃ。では何故第二次世界大戦モノが重要なのか。それは、講談についてちょっと語らねばならない。
戦時中、落語や漫才が不謹慎であるとの批判を受けてやれなくなったのに対し、講談は武士道などを取り上げておった為、むしろ引き立てられておった。しかし敗戦を受け、講談自体が逆に批判の矛先が向く事となった。また講談の世界では百年経たんと歴史にはならんという意識もあって、第二次世界大戦モノのネタは作られない状況であったのじゃ。
しかしここで第二次世界大戦モノをやる講談師がおるという。場所はワッハ上方、なんばグランド花月の前である。なんというニューウェーブな事であろう。

 期待しつつでは関白は帰るぞ。


5月10日

 美女達をこの手に統べる。
私が関白である


 最近シャッターアイランドを観に行った訳であるが、推理モノという触れ込みに反し、実際観てみればサイコモノであった。これは客に対して内容を偽った広告であり、この憤りをどこへぶつければいいのであろうか。
さすがは、上映開始前に「結末は誰にも話さないでください」とわざわざテロップが出る訳じゃ。サイコモノと知っておれば観に来る者は大幅に少なくなる事であろうしな。
で、それならこういう話はどうとでも作れる訳であるし、タイトルの"Shutter island"が、"Truths and lies"のアナグラムであると知っても釈然とせぬものじゃ。
ちなみに、予告編の消えたという女性もしばらくで出てくるし、犯人はヤスである。

 さて大阪の話の続きである。
飛田新地を離れた我々のBMWは、すぐ近くのスパワールドへ向かう。嬉しい事に、全日利用2,700円のところ今ならちょうど千円セール中であった。隣のフェスティバルゲートが閉園して久しいというのに、隣接施設であるこのスパワールドはまだ生きながらえておる。第3セクターとは言え、フェスティバルゲートなぞ取り壊す事もできぬままにそのまま残っておるというのにのぅ。
しばし駐車場の順番待ちをして入る。このあたりへ来るといつも気になっておった施設であるが、今回初めての来訪である。記念すべき事と言えよう。
入り口に行ったらば、さらにマイミクのフーさんのJAF会員証で900円になるらしい。これは有り難い。

 中に入れば、そこは「世界の風呂」各種がある温泉のテーマパークであった。あくまで日本人目線ではあるがな。
聞けば大阪は、ちょっと掘ればすぐ温泉が出るらしい。よってここの風呂も、全部が全部ではなかろうが温泉なのである。
男女の風呂は、定期的に入れ替わる。この日男風呂はアジア、女風呂はヨーロッパと分かれておった。アジアにはタイフェアか何かで「トムヤムクン風呂」というのがあった。すっぱ辛いのであろうか。実際そのようにも書いてあるものの、その言葉の後に"?"が付いておるのが東スポっぽい。
湯の色を見ても透明っぽいが、果たしてどこがトムヤムクンなのであろう。であれば、入って確かめてみるとしようか。

 ..と言いつつ明日に続く。


5月9日

 100人の怒れる関白。
私が関白である


 飛田新地の町並みはこんなである。噂ではGoogleストリートビューでも見られぬ場所らしい。松原新地は見られるらしいのだが。
検索してみるとこのようなページがあった。下の方に料亭の解説が付いておるが、ここにある「青春通り」はいいとして、「妖怪通り」というのが、グレムリンやヨーダのおるところなのであろう。

 ここで「料亭」と書いた事について少々解説すると、戦後遊郭は廃止された。しかし料亭という事にして、仲居さんとの自由恋愛はお店では関知しませんというスタイルで従来のサービスを継続しておるのである。であるので、その業界団体は「~料理組合」なのじゃ。
しかし建物は旧来遊郭の、趣深いものをそのまま使っておる店もある。例えばここ。だがそういう建物を使い、本当に料亭をやっておる店もある故、中に興味がある女子などはそういうところに行ってみるのもよかろう。なおその店は重要文化財指定されておるようじゃ。

 側を走る高速高架下にはこのような事務所があった。
通常高架下に理由無く建物は造らないので、何か言われがあってここに存在しておるものだと想像する。他に飛田料理組合は自前の組合施設も持っておるようで、歴史があるだけあってそれなりにちゃんとした組織のようである。ちなみに大阪府下ではソープランドが認められておらんので、そういう事もいまだ遊郭が残っておる理由なのかも知れぬ。

 そろそろ駐車場所に戻るとしよう。
同じ駐車場でも、あまり奥に停めると悪戯されかねぬと言うのもこの地の問題である。

 では関白は帰るぞ。


5月8日

 行こう、限り無き冒険の宇宙へ。
私が関白である


 あいりん地区で気になったとこ
よく見れば「ラーメン室」という言葉がある。「ラーメン」そして「」という、普段繋がりようのない言葉がここでは一体になっておる事に、関白らは驚きを感じざるを得んかった。調べたらここの施設らしいがのぅ。

 このあたりは市橋容疑者が働いておった事でも知られるが、そこと道路一本隔てたところに駐車した訳である。だがこの地を離れる前に、ちょっと周辺を見て回ろう。
というのも、このあたりは飛田新地という、昔で言うところの遊郭なのである。実は天保山の後、西成に向かう途中に、これまた松原新地という場所を通った。写真はこれであるが、「~料理組合」という名前が踊っておるながら、実体は性的サービスを提供する風俗店である。

 我々も粋で知られておるからには、ここを流してみるとしよう。
基本的にここらの店のスタイルは、ちょっと入り口が広めの民家のような玄関に、女の子が座っておるのが基本じゃ。下からのライトに照らされた女の子の隣にはおばちゃんがおり、我々が通ると「ちょっと見てってや~」と声がかかる。
そして女の子がおらんところは中で営業中な訳じゃ。飛田新地では料金は統一価格11,000円を掲げておる店が多いが、何分くらいなのであろう。多分15-30分くらいなのであろうが、ちょっと慌ただしいのぅ。

 こういう場所だからか女の子には期待できぬと思っておったのだけれども、結構可愛い子もおる。

フーさん「関白、この通りは若い子ばかりでありますが、グレムリンやヨーダのごとき女子がおるところもあるのであります

 なんという事であるか

 基本的に顔見せの店ばかりであるのに、そういう子のところに入ってしまうというのはどういうものなのであろう。好みは人それぞれというものか。

 なかなか人の業を感じさせるのぅと思いつつでは関白は帰るぞ。


5月7日

 読んでから観るか観てから読むか。
私が関白である


 大阪の民よりのお便りである。

  大阪の有益な情報を提供できず申訳ないです。大阪の民は連休中はかぐらでスキーでした。湯沢駅構内の回転寿司はなかなかやるで有松。

 大阪も結構あったかかったが、そんな中かぐらではまだスキーができたのであるか。
このGWはももも一家も関西大集合しておった機会ではあったので残念な限りであると言えよう。しかし京都の打ち合わせが成功に終わったため、以後関西方面へ来る頻度も高くなるかも知れぬ。

 ここで、ちょっと大阪ツアーの写真が上がってきておるので、それを何枚か見てみよう。
まず京都駅、東本願寺方面から見た夜の京都タワー、そして一人部屋には不釣り合いに多い布団セット、でもって西成のなべや(すきやき鍋)である。

 IXY L4でも撮ったものも上がってきた。まず天保山である。と言っても、山と認められておる中では一番低いと言われておる天保山であるから、この公園の中にある丘のようなものがそうなのじゃ。なぜ敢えて山と名乗るのかは謎であるけれども、気軽な登山ができそうである。
そして西成方面の地図、で、西成警察署である。暴動があった事もあり、要塞のような特殊な外観になっておる。およそ来訪者を拒絶するかのようじゃ。警察署としてはどうかとも思うが、これもこの地区の地域性というものであろう。
なべやの中、まぐろぶつとテーブルに並ぶ五徳、そいでもってたらちりである。

 そろそろ西成を出るが、ここを最初車で流した際のフーさんの、「関白、このあたりは当たり屋が多うございます」という言葉もあったことよのぅ。

 では関白は帰るぞ。


5月6日

 あなたの一枚が、必ずある。
私が関白である


 エスカレータは関東では追い越し車線が右側、関西では左側となっておる。ではどこが境目なのであろう。京都駅では左側かと思ったら、そのエスカレータを上がった次のエスカレータでは右側に変わった。
どうもこの京都あたりが境目なのであろうかのぅ。

 さて西成あいりん地区。このエリアは日雇いが多数たむろっておる。皆地べたに座り込み、じっとしておる者、賭け事に興じる者など様々であるが、全体を見渡して戦後、あるいは震災直後のような感じであった。事実このエリアは、都心にありながら未だに貧困が解消されておらず、しかもその搾取構造もかなり長い間そのままなのである。宗教団体などが炊き出しを重ねておるが、しかし根本的な問題が解消される訳ではない。ある意味アフリカの状況にも似ておる。

 そんな事を思いつつ、噂の鍋屋、その名も「なべや」に着いた。ここはテーブルにガスコンロが人数分あり、そこで一人分からたら、牛豚すきやき、などをチョイスして食せるのである。
関白は牛すき焼き、フーさんはたらちりを選ぶ。結構ボリュームがあるが、さらに追加でお新香、まぐろぶつ、数の子わさび、ごはん、うどん2玉、漬け物、サワーを頼み、締めて2,700円余り。しかしこのあいりん地区ではこの店は超高級店なのである。

 この周辺を見てみると、先日楽天トラベルで検索した際に出てきたようなホテルが沢山あった。確かに1,200円とか書いてあって、と言っても別にボロアパートみたいな訳でもなく、どうやって利益を上げておるのか分からん。風呂はないが、近くに銭湯、しかも温泉のがあり、その点では不自由はない。
一泊の他、月単位で泊まれる設定のあるホテルもあった。これは生活保護の受給には居住地が必要であるという理由もあるようじゃ。

 では関白は帰るぞ。


5月5日

 夏の旅関白、解禁。
私が関白である


 今回の関西ツアーとニッポン放送のラジオパークが重なった為、残念ながらラジオパークを諦めざるを得なかった関白であるけれども、ラジオパーク自体は盛況で、過去最高の人出を記録したと聞く。
うえちゃんの番組では、あまりの低予算イベントに恐縮しておった

 それはそれとして、今、天保山のアイマックスシアターで上映されておる3D作品は、偏光フィルターを使ったメガネを着用して観る。そのチャチさから使い捨て、つまり記念に持って帰れるものかとも思ったけれども、よく見れば傷が入っておったりするので、クリーニングして使い回しておるのであろう。ちょっと残念である。

 さて次は昼飯である。
どこへ行ったものか。マイミクのフーさんに依ればタイ料理屋にいいところがある。しかし関白、パクチーがダメだと言うと、では西成の鍋屋へ行こうという。聞けば各種の鍋を食わせてくれる、リーズナブルな店だという。
西成はスパワールドの近くという事なのでこれまたちょうどいいではないか。近くに車を停めるが、この、停めた場所についても後から触れる事にしよう。

 横断歩道を渡ればそこは西成、あいりん地区じゃ。
地べたにシートを敷き、自分のものなのか人のものなのか、どこにあったものかも知らんけれども、色んなものを売っておる者が多数おる。商店街を通り見ると、ショウガ焼き定食400円とか物価の安さに驚かされる。どういうものが出てくるのか分からんがな。

 ちょうどこの日はメーデー、労働者の日である。
この日にこの地に来たのも何かの縁かも知れぬのぅと思いつつでは関白は帰るぞ。


5月4日

 宇宙へ行くか、3Dで体感するか。
私が関白である


 明けて1日。
今日は朝から大阪へ向かう。アイマックスシアターなどを見物に、そしてももも一家と合流するのである。
15分おきくらいに出ておる新快速なら、京都から30分かからぬ。駅前で関白を師と仰ぐマイミクのフーさんと待ち合わせ、彼のBMWで今日は回るのじゃ。

 まず最初はアイマックスシアターである。天保山の人気施設海遊館の隣接施設であるサントリーミュージアムとこのアイマックスシアター、場所の説明が「海遊館となり」となっておる事に「早稲田のとなり」的な寂しさは隠せぬ。
年内での休館が予定されておるから、さぞかし大勢の者達が来ておるかも知れぬ。実際海遊館方面には阪神高速から地方地方の車が降りてそちら方面へ向かっておるではないか。案の定第一駐車場が満車で第二駐車場に案内される。しかしこちらの方がアイマックスシアターには近いので幸いである。
サントリーミュージアム前に着く。この時点で10時20分頃。9時50分にJR大阪駅前で合流したので、大体30分くらいで到着した計算じゃ。開場は10時半なので少々待とう。

 今上映されておるのはハッブル3Dとシーモンスター3Dの2本で、これを一時間ごとに入れ替える。2本見ればちょっとお安い。夜はローリング・ストーンズをやる日もあるらしい。ドアの前には既に10人程度、アイマックスファンの家族連れがおった。彼らと共に、開場と同時にチケットカウンターになだれ込む。
ただ、思ったよりは客が来ておらず、シアター内の埋まり方も3-4割くらいだったろうか。リアルアイマックス作品はドキュメンタリーの類が多い為、どうしてもエンターティメント分が足らず集客力に劣るのが問題じゃのぅ。

 では関白は帰るぞ。


5月3日

 幅広い記録互換で 長期保存。
私が関白である


 ここで、今回の関西ツアーの宿の説明をする。
関白が宿を選択する際に重要視しておるのが大浴場である。例えばアパホテルやドーミーインなどが風呂に力を入れておるのだが、今回京都では最上階が大浴場のホテル、そして大阪では地下が浴場になっておるアパヴィラホテルであった。
そんな宿を探す為、楽天トラベルを見る。京都は比較的簡単に決まったが、問題は大阪であった。大阪の宿を安い方からソートしてみると、なんと1,200円とか1,500円とかのが出てくるのじゃ。

 これはどういう宿なのであろう。よく見れば全て西成区であった。西成と言えば、過去には警察署に暴動をかけたりした事でも知られる、アツい街である。
宿の説明を見ても、「警察署に近いから安心です」など、明らかに他とは違う説明文が付いておる。写真を見れば綺麗そうな感じもする為ここでもいいのかと思ったけれども、一応会員でもあるアパヴィラホテルにしてみた。場所として谷町4丁目を選んだのは、ちょっと縁のある場所を選んだ為と、アパホテル自身が金沢の会社であるので、他の同じくらいの宿を選ぶなら金沢に金を落としたかったという事もある。

 この西成区については、実は今回のツアーでは後からまた出てくるのだが、そういう場所であるところは先に伝えておくものである。

 では関白は帰るぞ。


5月2日

 このタイトルでまさかの実話、まさかの涙…。
私が関白である


 うちの臣も知れぬ民よりのお便りである。

  京都は新幹線は東海でござるよ。在来はICOCAが使えるのでござる。

 タクシー乗り場みたいな外の近くにある自販機がTOICA対応だったのでのぅ。
境界エリアに近いと、ややこしいのかのぅ。

 今回最大の用事である京都の打ち合わせが2時間余りでサクッと終わり、一旦宿にチェックインする。
着いた部屋は、関白ツアーにしては珍しい和室であったが、部屋も一人で泊まるには広めであり、布団も押し入れを開けてみれば4組くらいあった。このホテルのフロントは婦女子ばかりであったのだけれども、それらをナンパしてくださいませという宿の配慮なのかも知れぬが、しかし如何に体力自慢の関白とは言え、同時に三人を相手するのは大変じゃ。またこの後神戸の者がわざわざ京都まで拝謁に来るので時間もない。

 風呂に入り、時間まで京都の立ち飲みに行ってみる。京都にも立ち飲みはあるのじゃのぅ。
どこへ行ったものかと駅周辺をうろうろするが、結局東本願寺近くの関白の宿のそばにした。京都庄屋だったが、これは大阪王将みたいなものであろうか。

 まだまだ続きつつでは関白は帰るぞ。


5月1日

 外はパリッ!中はとろ~り。
私が関白である


 Acousticよりメッセージが届いておる。

  Acousticです。先日、某旅行代理店へ赴き、東京行きの資料をいろいろ集めてまいりました。関白殿への拝謁が今年こそ実現されるかと思うと、心が高鳴って仕方ないで有松

 彼のメッセージが読めぬと思っておったら、最近UTF-8になっておるのだな。
それはそれとしてよい心がけである。こちらはこちらで、見事Q&A RECORDSのスペースが通っておるかも勝負である。しかし万一落ちたとしたら、アスキー・メディアワークスの企業ブースにおるかも知れぬがな。

 本紙既報の通り、昨日より関西ツアーが始まっておる。
打ち合わせも兼ねてのビジネスツアーであるが、いち早くそれを察知したゆみゆみによりももも一家の関西ツアーと日が重ねられたのも、皆の知るところであろう。
関白は4/30-5/2、ももも一家は5/1から5/4,5くらいまでである。関白が大阪滞在の5/1-2の間にももも一家とよろしくやろうという訳で、大阪観光としゃれ込むやも知れぬ。

 ちなみに新幹線切符は、品川-京都の往復切符が先方よりもたらされておる。
そういう訳であるから、まずは都に上るのじゃ。新幹線の指定席車両は、最近は窓際にはコンセントが付いておる。無線LANも完備されておるのはありがたいが、ワイヤレスゲートの設定を忘れてしまった為、イーモバイルで繋ぐ。折角毎月380円払っておるというのにのぅ。

 2時間余りで京都へ着く。
この地に降り立ったのは京都大学へ赴いて以来であるから、随分と久しぶりである。まずは今日の本題である打ち合わせに行くとしよう。
荷物をロッカーに預けようとすると、近くの自販機が目に入った。よく見るとTOICAが使えるとあったが、ここはJR東海なのであろうか。そんなはずもないと思うけれども、新幹線側出口の方は、公道に面しておると言ってもJR東海のテリトリーなのやも知れぬ。

 では関白は帰るぞ。